食に関する指導
2024.3.7【206限目】
学校教育を通しての食育
食べるということは大切な事です。生命を支えるためには、一番大切な事ですし、食べる楽しみは生きる喜びでもあります。私は食べることが大好きなので、特にそう思います。
前回、給食での事故について書きましたが、学校での食育は給食の時間です。給食の時間には、食に関する指導をします。
毎月栄養士の先生は、給食が美味しく、楽しい時間になればと、色々と工夫してメニューを作ってくれています。
子どもたちは、メニューを見て好きな料理の出る日を楽しみにしています。給食の時間を通していろいろなことを学びます。
配膳するまでの係の仕事、食べるときの約束事、作って下さった人への感謝の気持ちを込めて、手を合わせて「いただきます。」と、言って食べます。
食べ方、片付け方などそれぞれの約束事を守りながら、40人ほどの子供たちが安心で安全な給食の時間を過ごします。
6日の朝のテレビ番組で
「給食の時間食べられなくて、居残りしたり、無理に食べさせられたりと、嫌な経験をした過去がトラウマになって、人と一緒に食事をするのが苦痛になってくるという『会食恐怖症』になった。」という放送でした。
私は、そんな人がいるんだと、残念な気持ちになりました。
昔は、全部食べることがいいことだと指導していた時もありましたが、無理やり食べさせたり、罰を与えたりすることは、食育ではありません。掃除の時間にまだ食べている子を見たこともあります。給食で嫌な思いをした子どももいたと思います。
今は、食べる量も個人差があるので、配膳の時か、その後で、食べるのに量が多いと思う子は、食べる前に減らしてから「いただきます。」をして食べます。また残っているものは、食べてまだ欲しという子に分けて食べるようにしていました。今は無理やり食べさすということは無いと思います。
学校におけるリスクマネジメント
栄養士の先生を中心に学校では、子どもたちが安心・安全な給食を食べるために、色々な配慮をしています。
1.食中毒の防止
2.異物混入の防止
3.食物アレルギーの対応
4.窒息事故防止
などです。
子どもには個人差があります
偏食のある子、肥満傾向のある子、痩せ傾向のある子、食物アレルギーを有する子、スポーツをする子、食行動に問題を抱える子などに配慮をします。
偏食のある子には、無理に食べさせる指導はせず、食べることが出来たときは、さりげなく前向きな声かけをします。アレルギーを有する子どもたちには、それぞれ別のお盆に除去食を給食室に置いてくれています。食行動に問題のある子には介助の先生が付きます。
子どもたちそれぞれに個人差はあります。教師はそれを踏まえたうえで、食べる際には適切な指導をしたり、よく噛んで食べる習慣を身につけさせたり、食事中に異常がないかを見守りながらそれぞれに合った食育を行っています。
家庭での食育
家庭で、決まった時間に食事をする事も大切な食育です。朝ご飯を抜いて登校する子もいます。中にはひとりぼっち食事をしてくる子、保護者が仕事をしている時間に食事を一人で食べている子もいます。
3食をきちんと食べることで、お腹が減って食事をして、満足し、幸せな気持ちになり、食事が待ち遠しい、食事が美味しい、食事が楽しい、そんな経験をする事で、食生活の基本的な習慣が出来ます。
食事を通して親子が同じものを食べ、そして親子の関係も深まっていきます。食事のリズムがしっかりしていると、快食・快便・快眠に繋がり、子どもの健康を保つ上でも大切な事です。
食べることは、人間生活の基本といってもいいと思います。食育は子どものころにしっかりと身につけることが大切です。
【今週のけい先生】*担当:夫(父)
昨日、けい先生はクラブコンペのゴルフに行ってきました。初めは調子よかったのですが、途中の難しいバンカーに入れてしまい、なかなか出すことが出来ず、苦労をしたようで、目標の成績にはほど遠かったかったようです。「バンカーで死んだ!」と言って帰ってきました。
「バンカーの練習をしておいで!」と、同じ組のメンバーにも助言されたようですので、一度夫婦でバンカー練習に行ってきます!パターは、居間にパターマットを敷いて練習していたので、その成果はあったようです。~継続は力なり~です。
【編集担当より】
一日3食、しっかり食べて、しっかり寝るというのが、最近特に大事だなと思うようになりました。1日のうち1/3は寝ているので、睡眠時間を大切にすると、日々の生活が活発になります。
また健康で過ごすためには、しっかり食べれることが大事だとよく言われます。高齢者になってやっておけばよかったランキングといったもので、必ず歯の健康対策やメンテナンスは上位にランクインしているのを目にします。
日々の生活で、しっかりフロスなどもしようと思いますが、なかなか三日坊主になってしまいます。幸いここ20年くらいは、虫歯になっていませんが、毎日のケアを心がけたいものです。
意識付けをするためにも、3か月に1回は、歯医者さんにいってクリーニングしてもらうようにしています。毎回指導をいただき、そしてすぐ忘れてしまいますが。何事も継続をすることが大切ですね。できればそこから習慣化したいものです。
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