見出し画像

私の夢の転機〜ホリエモン&落合陽一編〜

『世の中をもっと知りたい』

そう思ったのは,ある番組がきっかけだった.それは1987年からテレビ朝日が月1で放送している,

朝まで生テレビ!

と言う番組だった.通称「朝生」と呼ばれるこの番組は,司会の田原総一郎を中心に,政治的テーマを設け,そのテーマに関する当事者や評論家,専門家などをパネリストとして討論する番組だ.

私はパイロットの夢を諦め,自分は何がしたいか模索していた.ずっとパイロットしか目指していなかったので,今社会で活躍している人や政治には全く関心はなかった.そんな時にYouTubeにたまたまおすすめリストにあったのが,この朝生だった.

是非ともClipbox等にクリップして,ラジオ感覚で聴いてほしい.私は体に染み付くほど,何回も聞いた.

討論テーマは「AI時代の幸せな生き方」についてだった.政治のテーマを主に扱う朝生としては珍しいテーマ設定だ.

見れば分かるのだが,この回で間違いなく大きな存在だったのが,実業家の堀江貴文とメディアアーティストの落合陽一である.

二人は与野党含む多くのパネリストの意見を論破していた.その論破の意見には,多くの人の「常識」を覆すものだった.常識だったものを考えつかない意見で論破していたが,納得いくものだった.私はこれらから学べるものが多くあった.その中でも2つ紹介する.

1. 常識は必ずしも常識ではない

「国会はいらない」
「スマホを持たせれば教師も親もやる事ない」
「1%の富が集中してお金を持った方がいい」
など,ビックリ発言が満載だ.最初,私には訳が分からなかった.

画像1

国会って普通なくてはいけないのでは?小さい時からスマホを持たせるってまずくないか?貧富の差が拡大したらまずくないか?

そんな具合だった.しかし,どこか納得するところもあった.

そこで私は思った.子供心は大事なのだと.子供はものすごく素直だ.背景にある常識に関係なく疑問に思ったり,それを口に出したりする.二人はその心が未だ強かった.

パネリストの政治家たちも発言していたが,完全に論破されていた.この討論は「常識の範囲内で行動する側」vs「常識そのものを疑う側」に別れていた.ホリエモンや落合さんは完全に後者の存在だ.

目の前のことを当たり前を疑うことは意外とみんな出来ない.それは現状に満足しているのか,そもそも何も考えていないのかそれぞれだ.しかし,一つ言えるのは,この世の中は課題で溢れている.その根本を解決する最短な道が,まず常識を疑うことだ.

テクノロジーの進化でこの世の中は,ものすごいスピードで進化している.未来を予測することは不可能だ.ならば,そもそもの常識を疑うことがまず一番にやる大事なことではないかなと思う.

2. 情報の豊富さ

私はこの番組で,歴史や経済などの情報の大切さを知った.

私は歴史を勉強するのが嫌いだ.なぜなら勉強する意味が最もよく分からないからだ.先生に聞くと,歴史から学べることはたくさんある,と言うが,その実体験がないゆえ,そう思ったことは一度もなかった.

でも,彼らの討論は歴史も交えていた.産業革命や自由貿易の話など,過去の事例から今の状況に結びつけている.歴史的に遡るとこうした方がいいのに,怖いや心配が勝ってしまう,と言った具合だ.

画像2

そして,彼らは現在,社会世界で何が起こっているのか,何が起ころうとしているのか常にアンテナを張っている.テレビのワイドショーが取り上げるニュースだけでなく,多くの情報を元に討論していた.推測ではなく,しっかりとした大量の情報を元に話していた.彼らが取り入れている,その情報量に圧倒された.

私は初めて歴史の大切さを知った.そして,ニュース等で現在,社会世界に何が起こっているのか常にアンテナを張っておかなければならないと感じた.

情報が自分を変える

未来を予測することは不可能ではあるが,一つだけ方法がある.堀江さんもスピーチで言っていたが,それは歴史を辿り,今現在の大量の情報と結びつけることだ.テクノロジーの進化により,未来についてはどんどん予測しにくくなっているが,一方で情報を簡単に取り入れられる時代でもある.

そして,大量の情報を得ることにより,スティーブ ジョブズが言っていた "connecting the dots" が実現するのだ.いつ繋がるかは分からない.繋がらない情報の方が多いだろう.しかし,情報がないと繋がることもない.

そして,その情報を元に常識を疑い,次なる革新的発想が生まれる.多くの革新的発想は最初,多くの人に受け入れられない傾向にある.スマホもこんなに普及するとは思わなかっただろう.少数派の意見こそ貴重である.

今では,私はスマホで経済情報をチェックしない日はない.その経済情報という存在が私の人生を大きく変えた.次回は,その経済情報について綴りたいと思う.

Twitterフォローよろしくお願いします!

NewsPicksフォローよろしくお願いします!

#日記 #ビジネス #プログラミング #モチベーション #夢 #大学生 #就活 #パイロット #コミュニティ #教育 #経済 #NewsPicks #ニュース #テクノロジー #堀江貴文 #落合陽一

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?