起業のきっかけ 1

そもそもなぜ起業しようと思うに至ったかというと、15年前のアメリカへのビジネススクール留学にさかのぼる。

私の通った大学院は西海岸のロサンゼルスにあり、Entrepreneurship (アントレプレナーシップ)というのは自然な選択肢として街に存在していて、私の中でいつかは叶えたい憧れのようなものになっていた。

では本当に起業してみるのかというと、具体的な WHAT と HOW(リソース)がないとなかなか手のだせるものではない。当時、いくつかのビジネスアイデアがあって、もしかしてそれを始めて続けていたら違う人生があったのかもしれないけれど、いずれもフルリスクをとってまでも取り組みたいアイデアではなかった。

それより何より、まずはコーポレートの世界で成功したい気持ちがあった。

こうして、Entrepreneurship に対する私の憧れは、15年間封印されることになる。

きっかけ 2 に続く


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