自由人

元外資系。経営戦略・M&A・ファイナンス専門。マルチリンガル。ただいま自分のビジネス構…

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元外資系。経営戦略・M&A・ファイナンス専門。マルチリンガル。ただいま自分のビジネス構築に向け奮闘中。友人評「自由すぎる」

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  • 元経営戦略部長ののほほん起業日記

    人生100年時代を楽しく生きるためののんびり起業日記

最近の記事

大企業か起業か

先日 Newspicks の HORIE ONE という堀江貴文氏の番組で『「就活人気企業ランキング」にモノ申す』というテーマについて議論がされていた。 議論を私なりにざっくりまとめるとすれば、スタートアップでの経験という、例えば1からロケットを作る経験(堀江氏)とか、例えばお金にもなって世の中のためにもなって仲間もできる経験(北野唯我氏)とか、と比べて、まだまだ大企業志向の人材は多いので、スタートアップの採用は難しい、というもの。 これに対する個人的な所感。 論理的に

    • 退社して

      元同僚で起業家先輩のIT社長のアドバイスは 「これまでずっと駆け抜けてきたのだろうから、半年から一年ゆっくりした方がいいよ」ということで、世界中の友人を二ヶ月かけて訪問。 ボルドー(フランス)、サンセバスチャン(スペイン)、ニューヨーク(アメリカ)、シアトル(アメリカ)、プーケット(タイ)、ホーチミン(ベトナム)、そしてもちろん日本。 二ヶ月でも働いていないと不安になってくるもので、そこでやめてしまった。早く何かをしたい衝動にかられる。 それから半年たった今振り返れば

      • 無謀な挑戦への周りの反応

        会社を辞めて、起業に挑戦するということに対しての周りの反応のまとめ。 大喜びしてくれる人(若干名) ・ミラノで仲良くしているオランダ人。彼女の自由な生き方に影響を受けた部分もある人。 ・元外資系日本法人社長。会社員としてたいそうな地位に上り詰めた後、今は引退してを音楽教室を主催している方。 応援してくれる・見守ってくれる人(大多数) ・古くからの友人や元同僚たくさん。なんでも手伝うからね、というお言葉たくさん。私が何者であっても、変わらずそばにいてくれるであろう人た

        • 起業のきっかけ 4

          決断にあたっては、経営企画的なアセスメントを簡単に行った(笑)。 まずは、オプションの評価。ありえるオプションに対する長所短所の洗い出しを行い、これに PASSION という軸を加えた。ここで分かったことは、自分のやりたいことは Entrepreneurship だが、失敗が怖いということ。 なので、自分が Entrepreneurship の道に進むことが出来るかどうか確認するため、アクションリストを洗い出した。大きく分けて、金銭面・生活面でのキャパシティの確認、事業性

        大企業か起業か

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        • 元経営戦略部長ののほほん起業日記
          8本

        記事

          起業のきっかけ 3

          ミラノ生活が始まった。 ここではイタリアだけでなく、初めはセントラルヨーロッパ、次にイタリアからロシアにまたがる26カ国の事業ユニットの経営企画を担当した。 ロサンゼルスに留学した時、水を得たサカナのようにすぐ現地に溶け込んだので油断していたのだが、ミラノでは仕事も生活もなかなか慣れずにかなり苦労した。ヨーロッパ文化の複雑さと奥深さを理解するには少し時間がかかる。そして、色々なことがだいぶ不便。簡単に手に入るはずものがない、もしくはあるのかもしれないが、わからない。 そ

          起業のきっかけ 3

          起業のきっかけ 2

          Entrepreneurship への憧れを封印して就職したのは、誰もが知っているブランドを扱う外資系消費財企業。15年という想定外に長い期間お世話になった。 グローバルのCEOが直接関わる投資プロジェクトを任され、アメリカ本社との深夜にわたる英語でのやりとり。社内外とも関わる人は皆優秀な経営陣クラスで日々多くを学ぶことができる。理不尽なことの少ない自浄カイゼン力のある社風。忙しかったが仕事は楽しかった。 私生活はというと、超都心に住居を構え、誘われるがままにグルメ、ワイ

          起業のきっかけ 2

          起業のきっかけ 1

          そもそもなぜ起業しようと思うに至ったかというと、15年前のアメリカへのビジネススクール留学にさかのぼる。 私の通った大学院は西海岸のロサンゼルスにあり、Entrepreneurship (アントレプレナーシップ)というのは自然な選択肢として街に存在していて、私の中でいつかは叶えたい憧れのようなものになっていた。 では本当に起業してみるのかというと、具体的な WHAT と HOW(リソース)がないとなかなか手のだせるものではない。当時、いくつかのビジネスアイデアがあって、も

          起業のきっかけ 1

          初めまして

          初めまして 人生100年時代に向けた豊かで楽しい毎日を実現するために、長く勤めた外資系企業を退社し、独立起業をのんびり目指すことにしました。 この試行錯誤の歩みの記録が、同じ志を持つ方の何かの足しになれば幸いです。 以上

          初めまして