起業のきっかけ 2

Entrepreneurship への憧れを封印して就職したのは、誰もが知っているブランドを扱う外資系消費財企業。15年という想定外に長い期間お世話になった。

グローバルのCEOが直接関わる投資プロジェクトを任され、アメリカ本社との深夜にわたる英語でのやりとり。社内外とも関わる人は皆優秀な経営陣クラスで日々多くを学ぶことができる。理不尽なことの少ない自浄カイゼン力のある社風。忙しかったが仕事は楽しかった。

私生活はというと、超都心に住居を構え、誘われるがままにグルメ、ワイン三昧。大切な友人もたくさん出来た。

そして、プロジェクトがひとつの大きな節目を迎え、さてこれからどうやって次のキャリアを発展させていこうかと考えたとき

海外マーケットで経営戦略全般を見てみたい、なんか東京飽きちゃったし

という想いから、イタリアのミラノに駐在する機会に恵まれることになる。

きっかけ 3 に続く


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?