#120【対極】セミを助けました。
みんなお盆休みの中働くのは、思ったよりも気が乗らない事が分かりました。今まで、長期休暇は全て休みだったので気付きませんでしたが。
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先日、夜にウォーキングをしていたら、セミがクモの糸にかかって死にかけていました。結論、糸に絡まって暴れるセミを助けてあげたのですが、その中で気づきがあった為共有です。
■giveは自己満足でしかない。
目の前のセミがかわいそうで、善意無過失で助けました。ただ、自然の摂理として考えると、自分の行動は本当に正しかったのだろうか、と疑問を持ちました。
自分が助けた事で、巣の持ち主であるクモが栄養不足で死ぬかもしれない。死にかけていたセミは、その後数日は生き残るかもしれないが、最後誰のエサにもならずに死んだら、共倒れとなる。私が手を加えなければ、二匹とも運命を全う出来たのかなと。
この感覚、人間の実生活にも言える事だなと思いました。目の前の人の為を思い行った行動は、巡り巡って誰かを傷つけている可能性が大いにある。自己中心的な善意が、誰かの悪意となっている可能性がある。どれも可能性でしかありませんが、十分に有り得る事です。
これについて色々と考えましたが、「自己中心的で良いのではないか」という結論に行き着きました。自分が、「give出来た」「他者貢献出来た」そう思い込める事自体が幸せであって、極端に周りの事を考えてもキリがない。それを言い始めると、いくらでも可能性が考えられますよね。
最後に話が逸れますが、宅建の勉強で覚えた、「善意無過失」という言葉を使える日が来るとは思いませんでした。勉強した事って、どこで役立つか分からないもんですね。日々勉強です。
今日も、誰かの気づきとなりますように。
ニコラス
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