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「ソーシャルイノベーションとは何か?」


こんにちは!あいでんです。

今回の講義は「ソーシャルイノベーションとは何か?」について考えを深めていく時間でした。

以前、「『SDGs』を学習するためのゲームをやってみた」でもお話しした通り、SDGsについてゼミで少し学んでいたところだったので理解が深まると考えていたのですが、むしろモヤモヤが増えてしまいました。

今回はそれを整理するためにnoteに書いていこうと思います。


先週と今週の講義で出た「ソーシャルイノベーションとは何か?」についての議論として、以下の3点が出ていました。

ソーシャルイノベーションとは?
①社会性と経済性の両立
②差別的付加価値としての共感
③内からの思い

簡単に整理しておきます。

①“社会性(社会貢献)と経済性(利益追求)”のどちらかだけを重要視するわけではなく「両立」ができていること、②ビジョンやミッションに共感することでその”ストーリー”が乗ったプロダクトを価値と感じること、③”自分の強い思いが動機になる”こと、がソーシャルイノベーションの重要な要素ではないのかという結論でした。


議論の中で、内からの思いの対立として「外からの思い=他者の強い思いが動機になる」ことが挙げられました。

③の前者においては「inside→out」、後者においては「outside→in」であることをTM先生より解説がありました(動画などをベースに)。

ここでは「思い」という言葉を「課題」という風に変換するとよりわかりやすくはなるでしょう。自分が課題だと感じていることをベースに考えるのが前者、他者が課題だと感じていることをベースに考えるのが後者。

その解決策として、前者は意味によるイノベーション、後者はソリューションによるイノベーションを起こすことがポイントでした。

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ここからが私の疑問点。

前者は『アート思考』であり、後者は『デザイン思考』ではないかというのが私の考え。

今回の議論をベースに考えれば、アート思考が深い共感を得ることができるというのは十分に理解ができるのですが、デザイン思考がその限りではないのがよくわからない。

確かにゴールデンサークル理論をもとに考えても内から始まるアート思考と外から始まるデザイン思考ではある。が、どちらも誰かの”Why”から始まっていることを考慮すれば、共感を得ることはどちらもできるのではないだろうか。


また、ソーシャルイノベーションたるアート思考は社会性から始まり経済性を図ることになるし、デザイン思考は経済性から始まり社会性の両立を図るになる。

前者はビジネスモデルを熟慮する必要があるのだろうし、後者はいかに社会貢献をするのかを考える必要がある。

前者はビジネスである以上ビジネスプランを考えることは必須条件であるのに比べ、後者は社会貢献を考える必要はない。そのため後者は税金対策などとして社会貢献をする場合が多いのだと思う。つまりインセンティブありきだ。

が、最近ではこれを「SDGs」によって矯正しようとしているのではないのだと思う(言い方は悪いかもしれないが)。


さらに「価値がある」と認識するためには”意味”を持たせる必要がある(T先生の受け売り)ので、価値そのものは設計である。

これを再現しようとしているのがHCデザインやUXデザインなのか。

これを意味のイノベーションとしているわけだが、ソリューションにおいても同じではないのだろうか。それともそれも含めて意味のイノベーションとしているのか。


うーん、わからん。

意味のイノベーションについてもよくわかってないところもあるし、デザイン思考やアート思考もよくわかってない。だからモヤモヤしているのだと思う。

今モヤモヤしているところは

・アート思考もデザイン思考も「共感」を呼ぶことはできないのか
・デザイン思考で意味のイノベーションを起こすことはできないのか
・「社会性と経済性の両立」はデザイン思考でもなし得ないのか

という3点でしょうか。
整理でき始めると新たな整理が出るとは思うので、これは勉強あるのみですね。来週までに整理ができるのでしょうか(笑)。

誰か一緒に議論していただける方、ご教示いただける方、何卒よろしくお願いします。


それでは、また次回!

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