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成功心理学のスタンダード #マインドセット とは?

珍しく、書評です。めちゃくちゃオススメの本なので皆さんに紹介させて下さい!

何かに挑戦したい人は必読です。
あと、これから子供が生まれる(親になる)人や学校の先生は、絶対このお話しを子供たちに教えてあげて下さい。

それでは、始めます!

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『マインドセット 「やればできる!」の研究』(草思社)
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皆さんは、『マインドセット』と言うものをご存知でしょうか?

Google先生に質問すると「マインドセットとは、経験・教育・先入観からもたらされる思考様式」みたいな少々お堅い説明をされますが、要は“心のあり方”のことです!

マインドセットを基準に人を観察すると、人間は『《硬直マインドセット》の人』『《しなやかマインドセット》の人』と言う“二種類”に分かれます。

さて、それぞれどのような特徴があるのでしょうか?

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▼硬直マインドセット
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人間の基本的資質や能力は「生まれつき決まっており、石盤に掘られた文字のように変えることはできない」と考えるのが、《硬直マインドセット》の人です。

この考えの人はステレオタイプ(固定観念)やバイアス(偏ったものの見方)に弱く、
常識や思い込みを捨てて多角的な視点で物事をみることが苦手なため、打たれ弱さと周りの人への否定的な言動が目立ちます。

またプライドが高く「失敗する=無能な人間」と考える側面があり、同じことをずっと繰り返し、新しいことへのチャレンジを避ける傾向にあります。

漫画『ドラえもん』より、自分は「最低な人間」であり、そのまま変わることができないと《硬直マインドセット》の特徴をかなり捉えた「のび太」のワンシーンを抜粋。

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▼しなやかマインドセット
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人間の才能は「努力次第でどこまでも伸ばすことができる」と考える人は、《しなやかマインドセット》の人です。

最初は失敗して当たり前。何度もチャレンジするから、コツを掴んで出来るようになる!

と言う考えのもと、次々と新しい挑戦に突き進んで行き「失敗」すらもゲームをするように楽しみながら出来ることを増やし、成長して行きます。

漫画『ROOKIES』より、「何もせず“後悔”すること」よりも「チャレンジして“失敗”すること」で得られる価値を生徒たちに教える《しなやかマインドセット》を絵に描いたような熱血教師 ニコ学 野球部の顧問「川藤幸一」のワンシーンを抜粋。

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以上の事柄を踏まえて…
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二種類のマインドセットを理解して貰うため、ドラえもんの「のび太」とROOKIESの「川藤幸一」。
それぞれの特徴をかなり露にした漫画のキャラを“極端な例”(僕なりのチョイス)として上げつつ、説明させて頂きましたが、

これらを意識しているか(しなやかにできているか)どうかでは、結果には“科学的に”大きな差が出てきます。

それは決して「まやかし」でも「胡散臭い自己啓発」でも無く、
スタンフォード大学の心理学教授 キャロル・S・ドゥエック博士が20年間もの期間を費やして、スポーツ界や教育業界、ビジネス界等の様々な人たちを調査し、エビデンス《科学的根拠》を基に研究を重ねた上での【具体的な実験データ】ですよー!

と言うことを、教えてくれる本です。

個人的な感想ですが、早め(若い内)に知って置いて損はしないと思います。

是非、読んでみて下さい!

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