マガジンのカバー画像

子どもの観察notes〜アナウンサー的視点も含めつつ〜

9
育児を通して感じたこと、考えたことのまとめ。 言葉を習得していく過程は観察のしがいがある。
運営しているクリエイター

2018年6月の記事一覧

3歳児の癇癪(かんしゃく)と他人の言葉

3歳児の癇癪(かんしゃく)と他人の言葉

子どもの癇癪(かんしゃく)にヘトヘトになりながら、
いつもより遅く保育園に送り届けた帰り道。

後ろが軽くなった自転車をこぎながら、
涙がダラダラ流れて、ひどくブサイクな状態になった。

でも、もうそんなのどうでもいい。
それくらい投げやりな気持ちになり、
気力がすっかりなくなっていた。

さて、仕事だ!・・・と切り替えようとしても、
幸か不幸か、
その日は、デスクワークばかりの日。

こんな日は

もっとみる
親切な刃

親切な刃

「着たかった服が洗濯中で着られなかった。」

3歳児は、そんなささいなことで火がついたように泣く。

対応できるものはする。
やり直せるものはやり直す。

でも、無理なものは無理。

その日、玄関で泣いたのは
「ママが先にくつをはいた。」
という理由だった。

もう一度ぬいで、やり直す。

それでも、すんなり泣き止まない。

それくらいのことだけならしばらくすると、収まることが多い。
たんたんと玄

もっとみる