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kazuaki maruyama
2021年3月28日 09:27
私がアルバイトしている職場では、店長を除けば、自分が最も長くこの店で働いている職員になってしまった。給料は一番安いが、態度が一番でかいのは、恐らく私だろう。最もそんなことなんの自慢にもならないのだが。春は出会いと別れの季節と言われる。この季節は、華々しい袴姿と着なれぬ背広姿の大学生達を見かけることも多い。私は彼らに対して、心の中で勝手に「おめでとう」と呟くと共に、これから必ずや彼ら
2020年5月29日 08:06
タクシードライバーが自殺した。 タイのタクシードライバーが、コロナの影響で仕事が激減し、政府による保証も不充分で、将来を絶望して自殺したというニュースを見た。 まだコロナ騒動がここまで拡大化する前、今年の頭に、僕はタイ旅行に出かけた。コロナ騒動は始まり出していて、多くの旅行者は皆マスクをし、有名な観光スポットも人が疎らではあったが、まだそこには観光を楽しむ人々の明るい雰囲気があった。
2020年6月16日 20:28
生来の人付き合いの悪さと出不精のせいで、私には馴染みの店などほとんどないのだが、上司が呑むのに付き合っていたら、私にも少し常連ぶれる店ができた。店の名前は居酒屋「一方向」。真っ直ぐに店に直行して欲しいという思いで命名したのだそうだ。「一方向」の売りは何と言っても、マスターが手際よく繰り出す、酒に良く合う美味しい料理達だ。値段、量とも申し分なく、メニューも豊富なので、女性にも好評のようだ。
2020年6月17日 17:51
舞台作品で何かと重宝する道具がある。それは机である。机があれば、そこはオフィスになり、作業場になり、食卓になり、書斎にもなる。それどころか、机の上に座ったり、机の下に潜ってみたり、机をひっくり返してみたりして、机以外の用途をすれば、たちまち、ありとあらゆる場面を表現することができる。こういう簡素な見立て遊びは舞台表現の面白いところである。先日、地方の中学校の芸術鑑賞会に、ある小作品を