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お仕事のネタ帳

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#仕事

ミレニアル世代でないあなたへ。社会潮流の変化を意識しないビジネスマンは役立たずになっていく~ミレニアル世代とFIREの話~

ミレニアル世代でないあなたへ。社会潮流の変化を意識しないビジネスマンは役立たずになっていく~ミレニアル世代とFIREの話~

ライフワークとしてMatcherを使って学生の就活相談に乗ったり、会社の面接で、最近の「若い」人たちと話す中で、仕事をはじめ、さまざまな価値観に対する変化を強く感じます。

このあたりには、最近よく聞くようになってきたSDGs的な考えも含まれると思いますが、ざっくりまとめるとこういう社会潮流の変化が起因しているかなと思います。

(これまで) ⇒ (ミレニアル世代)
市場: 市場原理・利益を優先 

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30代半ば以上の方に送る転職、キャリアアップのお話

30代半ば以上の方に送る転職、キャリアアップのお話

以前、とあるご縁で、転職エージェントをされている方に会い、その中で、確かに!と思う話をいただいたので、そのお話を。

私が今の会社に転職したのは、27歳(28歳になる月)でした。
証券業界からIT業界というまったくの異業種への転職でした。

今思えば、これは非常にリスクのある選択だったなと思います。
実際、給料も年収ベースで200万円くらい減りました。
ただ、20代なら、もし、失敗しても次のキャリ

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もっと生産性を上げるために社内で健全な対立構造を作りたいと思った話

もっと生産性を上げるために社内で健全な対立構造を作りたいと思った話

私が取締役をさせていただいている会社は、“いいやつ”が多くて、あまり会議において、意見の対立(コンフリクト)が生じない会社な気がします。
現場への権限委譲もできている(と思います)ので、トップダウンの会社ではないと思いますが、比較的上位レイヤーが発したメッセージに対しては、反対意見がなく、そのまま抵抗なく、すんなり通ることが多くあります。
一見、対立のない会社は良さそうなイメージを持たれるかもしれ

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ずっと避けてきたBtoBtoCビジネスの難しさについて考えてみようと思った件

ずっと避けてきたBtoBtoCビジネスの難しさについて考えてみようと思った件

(最終更新日:2020/06/23)

今の会社ではずっとWEBでのBtoBtoCのリボンモデルのビジネスをやってきました。
比較サイトと呼ばれたりもします。
その中で日々悩んだり、ずっと答えが出せていないことについて考えつつ、まとめていきたいと思います。
同じような悩みをもつ方(特にサービスの責任者)のご参考になれば、幸いです。

BtoBtoCビジネスモデルのいいところ
私は、BtoBtoCの

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経営者の責任

経営者の責任

経営者の責任について、下記の書籍の文章が腹落ちしたので掲載。

『この胸に深々と突き刺さる矢を抜け 上』(白石一文・著)

ただ、これは経営者だけでなく、会社で働く全員がそうであるべきだと私は思っています。

学生のみならず、社内の新規事業案でも「この事業は確かに儲からないかもしれませんが、社会的な意義があります!なのでやりましょう!」という案があります。
それに対して「それって儲かるの?」と質問

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仕事においてなすべきこと

仕事においてなすべきこと

最近よく思うのですが、仕事においてなすべき最も重要なことは自分の後継者を作ることだと思います。
これは役職に関係なくそうだと思います。

それを意識することで、必要な能力・スキルの洗い出し⇒定義、ノウハウの形式知化ができ、組織としても、異動や突発的な事故・事件にも耐えられる強い組織が構築できる気がします。

一方で、自分が他の人ができないことができるというところに価値を置きがちな人が多い気がします

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高い目標は歓迎されるべきだが、高すぎる目標は逆効果という話。

高い目標は歓迎されるべきだが、高すぎる目標は逆効果という話。

例えば、学生と話すときに、学生が将来の自分の姿をすごく活躍しているスーパービジネスマンのように描くのは印象として悪くない。
小さくまとまった自分を思い描くよりもよほどいい。
しかし、5年くらい働いた人が描く将来目標とする自分の姿が、今の自分の姿と大きく乖離しているような場合、もっと現実を見ようねと思ってしまう。

高い目標を掲げること自体は決して悪いこととは思わないが、あまりに現実味のない目標だと

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主観的判断の過程の見える化をしなきゃなという話

主観的判断の過程の見える化をしなきゃなという話

事業判断において「なんで和さんはわかるんですか?」と聞かれることがあるのですが、基本的に「わかって」はいません。
事業責任者の仕事は、答えを見つけることではなく、答えを決めることだからです。
この答えは、正解という意味ではなくて、現時点では確からしい、たぶんそうだろう、事業上それが適切だろう、たぶん間違いではないだろう、最悪な選択ではないだろうといろいろなレベル感はあるとは思いますが、数学の問題の

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機会を与えることと機会を与えられること

機会を与えることと機会を与えられること

①自分の話:機会を与える
改めて自分の仕事人生を振り返って、成長したのはいつだろうと考えると、それはやはりサービスの立ち上げで、必死に黒字化という目標に向かって働き、考え、試行錯誤を繰り返し、もがき続けた。
その結果、得たものはいろいろあり、マルチタスクが苦ではなくなったし、自分なりの「事業」に対する判断軸はできたし、スピィーディーな判断ができるようになったし、何より、次に事業を任されてもきっと成

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どんなときに働く喜びを実感するのか?

どんなときに働く喜びを実感するのか?

(最終更新日:2020/06/18)

会社の経営をしていくと、従業員が働くことで喜びを感じているのか?はとても気になるところです。

私自身は、
1 _ 知的好奇心が満たせるかどうか(仮説→実施→検証)
2 _ 金融に関わる業務か
3 _ 給与が相対的に高いかどうか
あたりが満たせれば、満足なタイプですが、働く上で何で喜びを感じるかは十人十色な気がします。

リチャード・ハックマンとグレッグ・オ

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目の前の仕事で実績を作った人だけが、やりたい仕事ができる

目の前の仕事で実績を作った人だけが、やりたい仕事ができる

(最終更新日:2020/06/18)

この記事がとても好きです。

経営者になって思うのは、いくらやりたいと希望を言われても、今、目の前の仕事ができていない人に重要な仕事を任せるという意思決定をすることは絶対にしないということ。

逆に目の前の仕事をしっかりやって、実績を作っている人には、自信を持って、新たなチャレンジとなるポジションを提示できます。

よく「どうすればマネージャーになれますか?

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