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旅する雑記帳

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2020年11月の記事一覧

親子のつながりを考える。その①

親子のつながりを考える。その①

とりとめもないメモ書きを共有してみる。きっと自分がこれからもずっと考えてくであるテーマの「親子について」。



客観的にみて、手のかからない子どもだった。反抗期もなく、いわゆる優等生的なポジションで目立った問題もなく、公立の高校に進学して、国立の大学に進学して、部活動に勤しむ子どもだった。

実はここ数年、実家に帰っていない。両親に会う機会はときたまあり、両親とすごく疎遠になっているかというと

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最低限度の荷物で、町へ出よう。

最低限度の荷物で、町へ出よう。

11月にしては暖かい陽気のある日、湘南の海に白んだ月が浮かんでいた。水平線と月の間には、淡くグラデーションしてゆく空があった。

たくさんの子どもたちが、みな一様に波と戯れていた。自分も同じくらいの年齢のときに、日が暮れるまで波と戯れていたことを思い出して、不思議な気持ちになった。



子どもたちをみていると、知らず知らずのうちに常識や偏見が増えていたことを痛感させられる。

シャベル一つで砂

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生まれ変わるとしても、ぼくはまた「書くこと」がある人生を選ぶ。

生まれ変わるとしても、ぼくはまた「書くこと」がある人生を選ぶ。

noteと出会うまで、自分の人生には「書くこと」が存在しなかった。noteをはじめるまで、世の中とのつながり方の一つを知らなかった。



「書くこと」に関する一番古い記憶は、小学四年生の読書感想文だ。「12番目の天使」という小説を読んで、涙した想いをそのまま原稿用紙に落とした。

「毎日、毎日、あらゆる面で、僕はどんどん良くなってる。」

難病にかかった主人公のティモシー少年が毎日唱えていた言

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相談を受けるとき、大切にしてること。

相談を受けるとき、大切にしてること。

二年くらい前まで、相談するのもされるのも苦手でした。

弱音の吐き方がわからない
人に支えてもらっていいと思えない
誰にもわかってもらえないと感じる

なんでも一人で抱え込んでいました。人に支えてもらったり分かち合ったりしてもいいんだと、思うことができませんでした。

最近ようやく、他の人の相談に乗ったり苦しくなる前に誰かに相談したりすることができるようになりました。

うまく相談できなかった昔の

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