生米からつくる『はんぺん粥』のレシピ (2021/05/23のおかゆ)
加熱が足りないと膨らまないし、加熱しすぎるとしぼんじゃうし……はんぺんの加熱時間はむずかしいです。このはんぺん粥は、おかゆの蒸らし時間におかゆの上に並べておくだけで、はんぺんが絶妙にふわっと仕上がるという「はんぺんのおいしい食べかたみーつけた!」と思える一品です。
はんぺんの厚みが倍です、倍!しかもほんのりはんぺんの風味がうつった豊かなお味のおかゆになるのです。一石二鳥。
はんぺんは低脂肪高タンパク&高カルシウムで、積極的にとりたい食材です。塩分がネックと言われますが、おかゆの具としていただけばおかゆの方で塩分を調節できるのも魅力的。お、これは一石三鳥?
ふわっふわ『はんぺん粥』のレシピ
調理時間:約1時間
目的:たんぱく質補給、貧血予防、血行促進
【 材料 】(2人前)
▶︎ 生米 ・・・1/2合
▶︎ じゃこ ・・・ふたつまみ
▶︎ 水 ・・・700ml
▶︎ 塩 ・・・少々
▶︎ はんぺん ・・・1枚
お好みで
▷ 黒胡椒、お醤油など
*はんぺんと海鮮系のお出汁の相性は最高です!じゃこの代わりに桜えび(ふたつまみ)や、かつお系の顆粒の和風だし(小さじ1)などもおすすめです。
【 作り方 】
①厚手の鍋に研いだ米、じゃこ、水700mlを入れる。
②フタをせずに鍋を中火にかける。
③ふつふつと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。弱火に30分かける。
④塩で味をととのえる。一口大に切ったはんぺんをおかゆの上に並べ、フタをして10分蒸らす。器に盛りつけたら、完成!
【 作り方 (詳細)】
①準備
厚手のお鍋に、研いだ米( 1/2合 )、じゃこ( ふたつまみ )、水700mlを入れます。
フタつきのお鍋を使用します。厚手のもののほうが焦げつきににくいです。
②中火
用意ができたら、沸騰するまでフタをせずに中火にかけます。
③弱火
お鍋の中がふつふつと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜます。
箸を渡してフタをして、弱火に30分かけます。
④仕上
塩( 少々 )で味をととのえます。
窓を開けて火にかけたらおかゆが傾きました〜…ほんのちょこっとの空気の流れで炊きムラができてしまうようです。気をつけます。
一口大に切ったはんぺんをおかゆの上に並べ、フタをして10分蒸らします。
蒸らし時間にはんぺんとお米がふっくらします。
おかゆを器にもりつけたら、完成です!
少し面倒ですが、一度取り出すと綺麗に盛りつけることができます。
わわわ、ふっくら!はんぺんがふわっふわです!
盛りつけているときに、二人分なのにはんぺんを奇数個に切ってしまったことに気づきました。
縦3本、横3本の切り込みを入れて16等分にしたほうがよかった説。
ふわっふわのはんぺんから、いい感じに魚の風味がおかゆにうつっていました。
夫の真似をしてちょこっと醤油をかけてみたけれど、わたしは何もかけないそのままのお味が好きかも。
はんぺんはほんのり塩っけがありますからね。
今度はチーズはんぺんで作っちゃおうかな、つみれやほかの練り物だとどうなるのかな、とわくわくしたのでした。
今週のおかゆ
2021年第20週目(2021/05/17〜2021/05/23)のおかゆのテーマは『子ども粥』。
自分が小さいころ、こういうおかゆがあったらテンション爆上がりだっただろうな〜と思うおかゆを作ります。栄養価や理想の食事像はさておき、わくわくする気持ちに正直に。うきうきスキップしたくなるようなおかゆを作る一週間にします。
5月17日(月) 半レア明太子がたまらん『バター明太子粥』
5月18日(火) お鍋にポトン『白玉粥』
5月19日(水) ホクホク、ぽかぽか『かぼちゃ粥』
5月20日(木) 肉汁たっぷり『Big鶏つくね粥』
5月21日(金) ごま油香る『コーンたまご粥』
5月22日(土) これのが好きかも!『もち米のミルク粥』
5月23日(日) ふわっふわ『はんぺん粥』
どんなおかゆに出会えるかたのしみです。
ごちそうさまでした!
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