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伝説のこどもたち

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私の出会った子どもたち、私にいろんなことを教えてくれた子どもたちについて綴っています。
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#子どもに教えられたこと

伝説のこどもたち けんちゃん

伝説のこどもたち けんちゃん


肢体不自由児施設で働きはじめて数年経った頃、

感覚統合療法の講習会後、しばらくして感覚統合療法室を作ってもらいました。

私がデザインした滑り台、運動発達のおくれたこどもたちを介助しながら滑ったり、四つ這いで登らせたりするためのものです。未だに、同じデザインのものを今の職場で使っています。そのほかにも、ブランコ、小豆のプール、バネ付きブランコいろいろなものを自分で作ってこどもたちとあそんでまし

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伝説のこどもたち りーちゃん

伝説のこどもたち りーちゃん

りーちゃんが来たのは、小学2年生の時。

1年生の途中から、授業中に独り言が多くなり、小児神経科受診の結果、発達障害(アスペルガー症候群)と診断されました。

2年から、支援学級に変わりましたが、すぐに不登校になってしまいました。

かなりピリピリした女の子だったので、若いスタッフがいいだろうと1:1の環境を作り遊んでもらいましたが、なかなかうまくいきません。スタッフと遊んでいても「トイレ」いうの

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伝説のこどもたち ゆかちゃん1

伝説のこどもたち ゆかちゃん1

感覚統合療法を始めて、2.3年たったころ、整形の外来から呼び出しがありました。一眼見て、重度の自閉症だとわかりました。

おかあさんは、ゆかちゃんをおんぶしていましたが、診察のため下におろそうとした途端、走りだしてしまいました。道路を横切り学校の校庭まで、一気に走って行きました。おかあさんと私は、車に轢かれたら大変と後を追いましたが、校庭にいくとけろっとして笑いながら立ってました。お母さんは、ほっ

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伝説のこどもたち ゆかちゃん2

伝説のこどもたち ゆかちゃん2

1年遅れで、養護学校に入学しました。生活面ではできるようになったこともありました。トーストしていないパンが食べられるようになった。下駄箱に靴を入れるようになった。カバンをもてるようになった。というようなことです。

しかし、訓練では、相変わらずでした。机についてくれないので発達検査は、測定不能の状態です。本をパラパラめくることはありましたが、おもちゃでは遊んでくれません。でもブランコに乗ることと、

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伝説のこどもたち ゆかちゃん5

伝説のこどもたち ゆかちゃん5

長崎大学でのカニングハム先生の講義がはじまりました。「きょうは、□□のお話をする予定でしたが、わざわざ岡山から来られている方がおられるので、FCのはなしをします」

えー!わたしのために、わざわざ講義内容を変えてくださるなんて

アメリカでのビデオを基にFC(faciritated comunication)とは何かという話が始まりました。それは、まさにゆかちゃんとわたしたちが見つけたコミュニケー

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伝説のこどもたち ゆかちゃん7 ゆかちゃんの手紙

伝説のこどもたち ゆかちゃん7 ゆかちゃんの手紙

うちの施設は、年に1〜2回ほどレンタルスペースを借りてお祭りをしています。子どもたちの作品を販売したり、展示したり。ゆかちゃんの書いた文章は、自由に持って帰ってもらえるように玄関先に置いていました。それを今回、紹介しようと思います。「ゆかちゃん 6」に書いたように、障害のあるこどものおかあさんには、役目があるみたいです。

「いいやくめをもらったおかあさんへ」いい役目を与えられた人には いいごほう

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