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2023年11月の記事一覧
8章 フレームワークSTP 096. ポジショニングマップ
ポジショニングマップ:ターゲット顧客に対して自社の立ち位置が現在どうなっているか、将来的にどこに立ち位置を置いたらよいかを可視化するために作成される図表のこと。
ポジショニングマップの切り口となる2つの要素は自社の強み、そこから導き出される唯一無二のソリューションが源泉となる。
誰をコアターゲットに据えるかがターゲティング戦略、なにを提供するかがポジショニング戦略。
こんにちは、マーケティン
8章 フレームワークSTP 097. コモディティ製品のポジショニングマップ
コモディティ化:製品のもつ市場価値が低下し、特別感が失われて一般的な製品となること。
自社製品の競争優位性を保持し続けるため定期的に製品に改良を加えるなどにより、コモディティ化を遅らせる工夫はある。
コモディティ製品では、ポジショニングマップの2つの軸には製品スペックやフィーチャーから導き出される顧客への価値、顧客の課題解決をまずは検討する。
こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつら
8章 フレームワークSTP 098. STPM メッセージを仮決めしよう
自社目線の強みを顧客目線へ変換し顧客へのキーメッセージという形に翻訳したうえで、それを社内外に伝えていく。
ポジショニングが顧客目線から妥当かどうかを確認しておくため、4Pに進む前に一度キーメッセージを仮決めしておく必要がある。
ストーリー全体の一本の流れを意識し、全体感を何度も見直し、ストーリーの整合性を少しずつ整えていく。
こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。
前回は
8章 フレームワークSTP 099. リポジショニング
リポジショニング:自社や製品などの立ち位置を変えることで、顧客からの認識、見え方を変えるプロセス。
ポジショニングの変更は既存顧客を失うリスクがあるため、リポジショニングは慎重に検討、実行されなければならない。
リポジショニングには、①顧客事情によるもの、②競合事情によるもの、③自社事情によるもの、また①~③を組み合わせた場面があり得る。
こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです
8章 フレームワークSTP 100. STPどれが大切か
ターゲティングとポジショニングは時間を掛けて努力したからといって、必ずしも良い答えが導き出せるというものでもない。
ターゲティング戦略とポジショニング戦略を決めることはマーケターにとって極めて重要かつ負荷のかかる仕事。
ターゲティング戦略とポジショニング戦略という2つの大戦略は「誰に」「なにを届けるか」という2つが合わさって1つのセット。
こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです
9章 フレームワーク4P 101. 4Pフレームワーク 概要
STPのTとPに続いて、4Pも戦略用フレームワーク。
4Pから導き出される戦略:製品戦略(Product)・価格戦略(Price)・流通戦略(Place)・販促戦略(Promotion)
4Pでは、STPで導き出したターゲティング戦略とポジショニング戦略という2つの大戦略を支える4つの小戦略を立てていく。
こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。
前章では、STPについて詳し
9章 フレームワーク4P 102. 製品戦略
製品戦略:なにをいつ開発するかを決定すること。
製品戦略には製品そのもののデザイン、性能、品質のみならず、キーメッセージ、製品名、パッケージ、同梱品、ものによってはアフターサービスや保証なども含まれる。
製品戦略では、新製品の開発だけでなく既存製品の改良、既存製品のリポジショニングなどが検討される。
こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。
前回は、4Pフレームワーク概要とし
9章 フレームワーク4P 103. 製品コンセプト
製品コンセプト:製品が生まれるに至った経緯を言語で説明するもの。
製品コンセプトをマーケターがグランドデザインとして明示し、開発担当が実際に手を動かすことになる。
UBS&F:唯一無二のソリューション(Unique solution)、ベネフィット(Benefit)、スペック&フィーチャー(Specification & Feature)
こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです
9章 フレームワーク4P 104. 製品名にこだわる!
製品名がよければそれだけで顧客の興味を引くこともできる。
製品の背後にあるストーリーを感じさせるような製品名がおすすめ。
製品名を和名にするだけで他の外国企業との違いを出すことができるので検討してもらいたい。
こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。
前回は、製品戦略のグランドデザインである製品コンセプトについて述べた。
今回は、製品名にこだわる、というテーマについて述べた
9章 フレームワーク4P 105. テクノロジーにも名前を付けよう
「言ったもん勝ち」:複数の会社が同じことをやっていたとしても、自社だけが言っているというだけで競争に勝つということは十分ある。
技術に名前をつけることで、目新しさを演出したり、競合と違いがあるように魅せたり、技術力が優れていると思わせたり、言ったもん勝ちを実践できる。
ターゲット顧客に対してあなたが提供できる価値を声高に主張し、躊躇することなくあなたの技術にも名前をつけよう。
こんにちは、マ
9章 フレームワーク4P 106. PLC(Product Life Cycle)
PLC:Product Life Cycle、導入期・成長期・成熟期・飽和期・衰退期という製品寿命の考え方。
PLCには製品一般のPLC(G-PLC、General Product Life Cycle)、ある特定の製品のPLC(S-PLC、Specific Product Life Cycle)という2種類がある。
G-PLCを予測するのは容易ではない一方で、G-PLCと比較すれば、S-PL
9章 フレームワーク4P 107. PLCマネジメント
携帯電話もガラケーからスマートフォンに変遷しているように、製品にも生き物のように寿命がある。
GーPLCを理解、把握することで、それぞれの段階に応じた戦略を策定したり、それぞれの顧客に合わせた打ち手の選択も可能。
S-PLCを予測、把握できていれば、製品寿命を延長させることも、工夫次第で売上や利益の適正化を図ることも可能。
こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。
前回は、プ
9章 フレームワーク4P 108. プロダクトアウトとマーケットイン
プロダクトアウト:自社が正しいと考えていることを基準に製品開発、製品改良を行うこと。
マーケットイン:顧客が求めているものを汲み取って製品開発、製品改良を行うこと。
プロダクトアウトとマーケットインどちらが常に正解というわけではなく、双方あわさって製品開発が進むことがほとんど。
こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。
前回は、PLCマネジメントというテーマについて述べた。
9章 フレームワーク4P 109. 顧客は過去と現在しか語らない
プロダクトアウト、マーケットイン、また新製品の開発、既存製品の改良であっても、顧客の声を聴くことは必須。
顧客は過去と現在の話はしてくれるものの、未来の話は顧客からは出てこない。
アイデアや試作品などを見せると顧客に未来を語ってもらうことが期待できる。
こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。
前回は、プロダクトアウトとマーケットイン、というテーマについて述べた。
今回は、