8章 フレームワークSTP 097. コモディティ製品のポジショニングマップ
コモディティ化:製品のもつ市場価値が低下し、特別感が失われて一般的な製品となること。
自社製品の競争優位性を保持し続けるため定期的に製品に改良を加えるなどにより、コモディティ化を遅らせる工夫はある。
コモディティ製品では、ポジショニングマップの2つの軸には製品スペックやフィーチャーから導き出される顧客への価値、顧客の課題解決をまずは検討する。
こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。
前回は、ポジショニングマップについて述べた。
今回は、コモディティ製品のポジショニングマップ、というテーマについて述べたい。
ポジショニングマップを考えるうえでどのような切り口を選択すればよいだろうか。コモディティ化している製品(コモディティ製品)とコモディティ化していない製品(非コモディティ製品)とで切り口が大きく異なるため、2つに分けて説明する。
その前にコモディティ化(commoditization)について説明しておこう。
コモディティ化とは、「製品のもつ市場価値が低下し、特別感が失われて一般的な製品となること」。日本語では汎用品化と訳される。
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