8章 フレームワークSTP 098. STPM メッセージを仮決めしよう
自社目線の強みを顧客目線へ変換し顧客へのキーメッセージという形に翻訳したうえで、それを社内外に伝えていく。
ポジショニングが顧客目線から妥当かどうかを確認しておくため、4Pに進む前に一度キーメッセージを仮決めしておく必要がある。
ストーリー全体の一本の流れを意識し、全体感を何度も見直し、ストーリーの整合性を少しずつ整えていく。
こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。
前回は、コモディティ製品のポジショニングマップ、というテーマについて述べた。
今回は、メッセージを仮決めしよう、というテーマについて述べたい。
STPフレームワークをS → T → Pの順序で、セグメンテーションによる顧客分析、そしてターゲティング戦略とポジショニング戦略を策定した。これでターゲット顧客に対する唯一無二のポジショニングが決まったことになる。
ここで次の4Pフレームワークに進みたいところだが、もう少しだけSTPにとどまろう。
次は、唯一無二のポジショニングに対応するメッセージを仮決めすることになる。このプロセスをメッセージングと呼ぶ。
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