見出し画像

9章 フレームワーク4P  106. PLC(Product Life Cycle)


  • PLC:Product Life Cycle、導入期・成長期・成熟期・飽和期・衰退期という製品寿命の考え方。

  • PLCには製品一般のPLC(G-PLC、General Product Life Cycle)、ある特定の製品のPLC(S-PLC、Specific Product Life Cycle)という2種類がある。

  • G-PLCを予測するのは容易ではない一方で、G-PLCと比較すれば、S-PLCは予測し易い。



こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。

前回は、テクノロジーにも名前をつけよう、というテーマについて述べた。

今回は、製品戦略で考慮すべき事柄のひとつであるプロダクトライフサイクル(Product Life Cycle、以下PLC)について述べたい。

PLCはそれぞれの製品のもつ寿命についての考え方である。

人間のライフサイクルに幼少期・少年期・青年期・壮年期・老年期といった段階があるのと同様に、製品にも導入期・成長期・成熟期・飽和期・衰退期といった段階が存在する。PLCでは、製品の売上と利益をもとに製品のライフサイクルが表現される。

PLCには2種類あることに注意していただきたい。

ここから先は

3,493字
この記事のみ ¥ 480

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?