8章 フレームワークSTP 096. ポジショニングマップ
ポジショニングマップ:ターゲット顧客に対して自社の立ち位置が現在どうなっているか、将来的にどこに立ち位置を置いたらよいかを可視化するために作成される図表のこと。
ポジショニングマップの切り口となる2つの要素は自社の強み、そこから導き出される唯一無二のソリューションが源泉となる。
誰をコアターゲットに据えるかがターゲティング戦略、なにを提供するかがポジショニング戦略。
こんにちは、マーケティングデザイナーの藤郷かつらです。
前回は、STPの3つ目、ポジショニングの概要について述べた。
今回は、ポジショニングマップについて述べたい。
企業におけるマーケティングを考えた場合、マーケティングの階層はおおむね4つの層に分類される。すなわち、全社レベル・事業レベル・商品群レベル・商品レベルが存在している。
ポジショニングを考える際も同じく、全社・事業・商品群・商品のポジショニングという4つの階層で、自社のもっとも有利な立ち位置を探し出す必要がある。
もちろん、企業によっては1事業のみ、商品群も1つだけ、場合によっては1商品しか扱っていないこともあるだろう。
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