摂食障害について⑨~不安階層表の実践!~
こんにちは。かすみそうです。
このページを開いてくださりありがとうございます。
以前の投稿で、摂食障害の治療の中で、「不安階層表」というものを用いることになった…ということをお話ししました。
今日は、作成した不安階層表をどのように実践に移したのか、ということを振り返って綴っていきたいと思います✎𓈒𓂂𓏸
以前の投稿はこちらをご覧ください↓
「食べ物」と「量・状況」という二つの表を作った私ですが、その表に記載したものを全て順調に実践できた…というわけではありませんでした。
ですが、「できるものからトライしていこう!」という意思のもと、実践していきました。上手くいったものをいくつか紹介したいと思います。
まず、「食べ物」についてです。
○お菓子
「お菓子」は、不安階層表に記載した食べ物の中では点数が低い(取り組むハードルが低い)ものだったので、最初に取り組んだ気がします。
一日の中で、必ず間食の時間を作って、少しだけでも食べるようにしていました。
例えば…
月曜日:クッキー1枚とチョコ1粒
火曜日:ビスケット2枚
水曜日:小袋のたけのこの里1袋 などです。
もともと甘いお菓子が大好きだったのですが、当時はこのくらいの量でも「頑張って食べるぞ!」という意思が必要でした。
○白ご飯
「白ご飯」は、今も変わらず苦手意識のある食べ物の一つです。どうしても、「炭水化物=太る」という思い込みが激しく、食べることに抵抗を感じてしまいます。
当時実践したのは、「おにぎりに形を変えて食べる」という方法です。
私は、お米の量が同じだとしても、お茶碗に入っているよりも、小さなおにぎりにして食べる方が食べやすいと感じました。
サランラップを使って丸めたり、100円ショップに売っているお子様用のおにぎりふりふり↓を買って、小さなおにぎりを作ったりしていました。
○パスタ
「パスタ」は、当時最もハードルが高い食べ物でした。
本当は、無理してまで取り組む必要はないと思うのですが、「一回頑張ってみようかな」という意欲がみなぎったときがあって…鎌倉パスタに行きました𓌉◯𓇋
でも、メニューを見て片っ端からカロリーやら栄養成分やらいろいろ調べて…それで「これならいけるかな?」というものを注文しました💦
結果は、やっぱり完食することは難しすぎましたが、「少しでもパスタを食べることができた」ということは、嬉しかったです。
次に、「量・状況」についてです。
○人と一緒に食べる
拒食期真っただ中の私にとって、誰かと一緒に食事をすることは、本当に苦痛でした。人との食事の機会をどんどん避けていったのですが、ある時、信頼している方と一緒に食事に行くことになりました。
その時も頭の中は不安でいっぱいだったのですが、せっかくの機会なので頑張ってみることにしました。ただ、「あんまり多くは食べられない…」ということは正直に伝えることにしました。(とても悩みましたが)
緊張したのですが、その方が「自分のペースでゆっくり好きなように食べてくれたらいいよ」というふうに声をかけてくださったおかげで、自分で想像していた以上に食べることができました。自分でも本当にビックリしてしまいました!
これを機に人と一緒に食べる場面を克服できた…というわけではないですが、一つの成功体験として、私にとっては支えになっています。
このような感じで、できるところから少しずつ、自分なりに不安階層表を実践していきました。カウンセラーさんには、工夫した点や上手くいかなかったことなど、ありのままをお話しし、都度フィードバックをもらっていました。
今は不安階層表を作っていませんが、まだまだ食事に対するこだわりが強くあるので、今もう一度作ってみたいな…と思いました・ᴗ・
長くなってきたのでここまでにします。
ご覧いただきありがとうございました୨♡୧
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