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過祭 進碁
2021年7月30日 21:23
今日は少しオカルト的な話をします。囲碁の対局時に自分の調子の良し悪しを判断する基準についてです。私の場合、調子が良い時は碁盤が狭く感じます。本当に調子が良い時は19路盤が13路盤くらいに感じられます。逆に19路盤がとても広く感じて、どこに打てばよいか分からない時があります。こんな時は調子が悪い証拠です。昨年12月に昇段試験を受けた際は、思ったより狭く感じました。囲碁の勉強は
2021年7月29日 20:50
今日は非公式戦ですが、囲碁の新竜星戦があり、12歳の仲邑菫二段と井山大三冠の対局が実現しました。新竜星戦は持ち時間が1分で、1手打つごとに5秒加算されていく(フィッシャー方式)超早碁で行われる、ヨミというよりセンスが問われるルールが特徴です。クイズを制限時間1分で解き続け、1問解き終わるごとに5秒加算されていくと考えて頂ければ幸いです。結果は、井山大三冠が貫録を見せ、中押しで勝利しまし
2021年7月26日 20:54
しばらく囲碁のタイトル戦がお休みなので、思い出に残るタイトル戦を紹介します。今でこそタイトル戦の封じ手予想をする程、タイトル戦を見るようになりましたが、学生時代はそこまで観ていませんでした。当時の囲碁界は、今の井山大三冠(名人・棋聖・本因坊)の一強時代で7大タイトルを全て独占するという無双状態でした。タイトル戦を観るたびに悉く井山大三冠が勝利するので、正直ワンパターン感が否めませんでし
2021年7月23日 20:38
囲碁に興味を持って頂ける方が、実際に始めない理由を2つ挙げてみます。①ルールが複雑 ②打つ場所が多く時間がかかる①に関して、囲碁は思いのほかルールがシンプルです。将棋のように駒の動きを覚える必要も無いし、麻雀みたいに役を覚える必要もありません。問題なのは、②打つ場所が多く、時間がかかる点です。将棋は9×9=81マスの中から動かし、麻雀は自分の手牌だけ考えれば14牌の中からの取捨
2021年7月17日 08:52
梅雨が明けて誰かがスイッチを切り替えたみたいに晴が続きますね。気が付いたら、noteを続けて1年が経ちました。最初は私のアウトプットの練習を兼ねて、とりとめのない事象を書いていました。最近は、タイトル戦を中心に趣味の囲碁の話をさせて頂いています。徐々に読んで頂ける回数も増えて、嬉しい限りです。囲碁という媒体を通じて表現することで、棋力以外にも自分が成長出来ていると感じられたのは
2021年7月12日 20:03
碁聖戦第局は先刻終局し、黒番の一力碁聖が半目勝ちを収めました。半目勝負とは何か…将棋に無い囲碁特有の醍醐味です。囲碁は黒から先に打つので、黒の方が有利です。江戸時代は対局数を多くすることで、いかに黒で負けないか、白で勝つかが重要でした。囲碁は陣地のポイント(1ポイント=1目と数えます)の広さで勝負が決まります。ごく稀に、黒白同じ大きさの陣地で対局が終わることがあり「持碁」という
2021年7月11日 21:21
本因坊戦は井山大三冠(名人・棋聖・本因坊)が防衛に成功しました。その裏で今期の名人戦の挑戦者が、令和三羽カラスの一人である一力天元・碁聖に決定しました。名人戦は8月から始まりますが、井山大三冠と一力天元・碁聖は碁聖戦ですでに戦いが始まっています。碁聖戦は1日制のタイトル戦で3戦先取りなので最大5回戦います。名人戦は2日制のタイトル戦で4戦先取りなので最大7回戦います。両方フルセ
2021年7月7日 19:15
帰宅して野狐を立ち上げたと同時に、決着しました。井山大三冠(名人・棋聖・本因坊)が最終局に勝利し、本因坊10連覇達成しました。1勝3敗からの3連勝での防衛は、手に汗握る展開でした。芝野王座はあと1勝が遠かったとしか言えません。最終局の封じ手予想は当たり、進行も予想通りでした。序盤で得たアドバンテージを井山大三冠が守り抜きました。週末は感傷に浸りながら本シリーズの棋譜を並べて
2021年7月4日 10:40
昨日、将棋界の藤井棋聖が渡辺名人を破り、最年少防衛&九段の昇格を決め話題になりました。囲碁界もタイトル戦をやっているのですが、ニュースや話題の面からも将棋界の後塵を拝しているのは寂しい限りです。さて、本因坊戦第6局は本因坊文裕(井山名人)が制し、10連覇に向けて逆王手をかけました。因みに封じ手予想は緑でした。7月6日からの最終局に文裕が勝てば10連覇、芝野王座が勝てば最年少本因坊の