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妄言

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比較的に冷静に妄言を吐きます。
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放流

放流

皆様、ごきげんよう。富士見です。
天気もいいので、適当なことを述べたのち、絶好の放流日和である本日に、書きかけの稚魚を解き放ちたいと思います。いつか遡上するのでしょう。せっかくなので、各個体に簡単な解説も付けます。

【個体管理ナンバー︰20240514】
昨晩のことであるが、友人Aが友人Bにとあることでキレていたことから始まった《プチ喧嘩》に巻き込まれた。友人Aは以前、良からぬ事を言っていたため

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So‐KATSU‐2‐0‐2‐3

So‐KATSU‐2‐0‐2‐3

皆様元気にお過ごしでしょうか。わたくし、富士見は自己都合から大晦日は京都某所にて幽閉をくらい、1年の最後を過ごしました。
昨年の怨念を水に流すべくギターを108回掻き鳴らし、大手を振って総括・抱負の時間としたいと思います。

1月。嫌な記憶を脳のCドライブから削除すべく、秋葉原にて受験の合間に二束三文で購入したアンチプログラムソフトをインストールした結果、まさかのトロイの木馬だった。アンチウイルス

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珍フルーツ京

珍フルーツ京

どうもご無沙汰、富士見です。

今日は休みなので京都を散歩をしようと思ったものの、ぼーっと歩くのはつまらないので、今日は珍しい何かを探しながら散歩をすることにします。
そこでただ歩くだけだとアレなので、珍フルーツを探すことにします。
珍しいフルーツを食べるという体験があまりないからですね。探すフルーツは以下の通り。

・竜眼
・パパイヤ
・ドラゴンフルーツ
・スターフルーツ
・マンゴスチン
・ラン

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駄文:電脳カルテ

駄文:電脳カルテ

ご無沙汰してます。富士見です。
最近は専ら、思案したことを出力する機会を失い、不健全な堕落と形骸化した常識に囚われてました。
駄文と銘打つことて保険をかける賢さを思い起こしたところで挨拶的なものは締めます。

最近、インターネットの人とゲームをすることがちょくちょくありました。人間観察の一種だと思い、参加するのですが、頓珍漢を見る限り、インターネット集合知というのはグラフェンのような薄い知識の層で

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逃避神戸

逃避神戸

なんとなく、非常になんとなく神戸へきた。親にも内緒である。(受験直前に訳の分からないことをすべきでは無い)

降りて少し歩く。匂いも、雰囲気も違う街はいつも楽しい。この辺でコーヒーをば……

定休日!うーん、つくづく運がない。調べておくべきだった。
へこたれていても何も無いので、地下鉄に乗ろう。
そうだ、面白そうな地名、「学園都市」で降りるとしよう……

凄いな、学園都市。本当に学園の都市かもしれ

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Re:経過計画(1)

Re:経過計画(1)

【1/20分】
現代社会の課題で「自分の哲学」というのを出されたので、ここにメモして自己を整理しようと思う。

まず、一介に自分の哲学と将来を同一視すべきでないと思う。これは過去に先輩にあたる人物たちが書いたであろうログ(?)を見て思ったことだ。
別に人の哲学を否定するつもりは無い。なんか違うなぁ(他人だからそりゃそうなのだが)とそれだけのことだ。
一応採点され、今季の試験の代わりとなるらしい。「

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あの富士を眺めれば

あの富士を眺めれば

情緒あの静岡県と山梨県にかけてある、日本人なら誰もが知っている山。富士山。
はるか昔から日本の象徴であり、(一時期は日本一ではなかったが)日本一の山と称され、多くの画家や文章書きが趣を求めてこれを題材にした。

所以私の名前、「富士見 カサゴ」にも富士は登場する。
詳しい名前の由来は「海中から富士を眺めるカサゴ」というそのまんまの意味からであり、カサゴに思い入れが少しある。

※補足事項(私とカ

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猫

誰かの飼い猫で私と同じ名前の猫が相当数存在する。首輪の名札に書いてある。猫カフェにもいた。飼い主さんからそう呼ばれていた……
もはや彼らが私になればいいのではないだろうか。

医者などの受付で、
受付の人「○○(本名)さん〜!」
猫「ニャー」
私「にゃー!」
これで良い。ほぼ同じ名前なのだから。

では猫が私になれば私は何になるのだろう。前述の会話の中の私の発言の通り、答えは猫だ。他に何があると

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二重思考β

二重思考β

ジョージ・オーウェルの有名な小説である「1984」に出てくる言葉、「二重思考」。

私は、これを無意識的な自己矛盾だと捉え、私に当てはめると、マインドに合わせてイデオロギーや解釈を変更することの出来る、自己の不確定さ・一貫しなさを表現した"うってつけ"の言葉である。
然して、私の二重思考は未だに更新が続いている。言わば、未だにテストエディション、β版なのだ。これに関しては、自らの思考のくせにスパゲ

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七夕+1

七夕+1

七夕が終わってしまった。
7月8日の深夜1時、私はふと外へ出ることを思いつき、そのままの勢いで家を飛び出した。

周囲は暗闇と静寂に包まれていて、時々すれ違う人間も何処かに緊張を感じる。
欠伸と共に空を見上げ、星が見えないほど無駄に明るい街中を恨んでいた時、私の目の前に年齢は16~18くらいであろうか、独りでいる女性が現れた。
しかも驚いたことに、夜を1人で彷徨う怪しげな男を相手に取り、その女性は

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日曜の朝の鴨川

日曜の朝の鴨川

時刻は午前四時三十二分。
私は家を飛び出した。行き先は鴨川。
ルンルンと駆け出し、少し歩いたところで川の匂いを感じる。鴨川も早朝だと言うのに、沢山の人を匿っていた。
ある者は酔っているのか、倒れており、またある者はダイエット中なのか、土手を走っている。
近寄り難い若者の集団からは、微かに鼻を刺すアルコールの匂いとスケボーの音がする。鴨も烏も雀もいる。全てが湿っぽい朝に川と共に流れている。
その川に

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人類滅亡後

人類滅亡後

突然だが、人類が滅亡した後に残っていそうな物や、生き残った人にとって"キーアイテム"になりそうな物はなんだろうか。

私の家にある物で、特にキーアイテム感のある物はなんだろう。私の汚くて読めない字で書かれたヴォイニッチ手稿みたいな手帳日記だろうか。それとも、私の弟が作ったオーパーツ味のある訳の分からないキーホルダーだろうか。
謎を残しつつ、適度な意味の無さがあるアイテム。それが"キーアイテム"だ。

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躍進!雨!

躍進!雨!

関西も梅雨に入り、京都も雨の日が増えてきた。鴨川は増水し、出歩く人も僅かに減っている。
雨と聞いてどんなイメージの単語を思い出すだろう。憂鬱・暗澹・湿っぽい…などのマイナスイメージか。はたまた、楽しい・愉悦・ハーモニー…などのプラスイメージか。

私は雨に「憂鬱」と同時に「躍進」を感じる。躍進を感じるとは微妙に日本語としておかしい気もするが、細かいことはどうでもいい。

雨の日こそ何キロもの長距離

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