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宇宙よりも遠い場所

普段アニメを見ない人にも十分勧められる、是非見て欲しい作品です。
原作はテレビオリジナル。

なぜ女子高生4人が南極を目指す物語が、こんなにもワクワクと感動する要素があるのかを、登場人物の紹介と一緒に、自分なりに紹介したいと思います。


玉木 マリ

高校2年生になっても青春らしい事を何もやっていない自分に気付いたキマリは、学校をずる休みし一人旅に出ようとするも、失敗を恐れ途中で諦め学校に戻ってしまいます。

帰宅途中の駅で同じ学校の女生徒が落とした100万円入りの封筒を拾う事に。
翌日、学校で封筒の落とし主である小淵沢報瀬(こぶちざわしらせ)に100万円を返すキマリ。

しらせは拾ってくれたキマリにお礼をすると同時に、なぜお金を貯めているかを説明します。
しらせの話に衝撃を受け、感化されたキマリは、しらせを応援する事を決意。ここから壮大な物語が始まります。


小淵沢 報瀬(こぶちざわしらせ)

キマリと同じ学校の同学2年生。100万円を落とした子。

民間観測隊員だった母・小淵沢貴子が3年前の南極観測で行方不明になってしまいます。

周りには高校生が南極に行けるはずがないとバカにされても、アルバイトで貯めた100万円で、自分も南極に行って母の遺品を見つけるという目標をキマリに打ち明けます。

学校では、しらせの事を友達も作らずバイトして南極に行くと言いはる変わり者の有名人扱いです。

しらせ発案の飲み会終わりの民間観測隊男性隊員を女子高生の魅力でたぶらかし、南極観測船に密航する作戦を実行・・・。

結局、しらせの母の同僚だった民間観測隊女性隊員、前川かなえに見つかり捕まってしまうしらせ達ですが、100万円でスポンサーになりたいと言うも却下されてしまいます。

最初こそクールな見た目、言動だったのが、速攻ポンコツ化しちゃいます。


三宅 日向(みやけひなた)

キマリ、しらせと同い年ですが、高校を中退し高卒認定を取得するためにコンビニで働いている子。

しらせの母が参加していた、民間南極観測隊員に同行するために、キマリは
日向と同じコンビニで働く事になります。
南極観測船に乗り込むのはフリーマントルからのため、飛行機代を稼ぐためです。その話を日向にします。

日向は「高校は行かずとも大学は目指す。その前に何か大きい事を成し遂げたい」という夢のため、キマリ、しらせと共に南極を目指す事を決意。

しらせ発案のたぶらかし作戦失敗の逃走時に、驚くほど足が速い事が判明。


白石 結月(しらいしゆづき)

キマリ達より1学年下の現役女子高生であり女優(アイドル)。

しらせの部屋で次なる作戦を考案している中、南極観測隊に取材班と共に現役女子高生で女優でもある、白石結月が同行するという記事を見つけます。

しかし、ゆづきは頑なに行くのを拒みます。

ゆづきの母から「ゆづきの南極行きを説得すれば、3人も同行者として推薦はする」と話を持ち掛けられるしらせ。

今すぐ説得に行こうと焦るしらせだったが、日向からまず行きたくない理由を聞くのが先と諭される。

小さい頃から芸能活動をしており友達が出来たことが無く、高校では友達を作る予定だったが失敗していると話をするゆづき。

3人に友達のような結束を感じるゆづきは、母に自分を含めたキマリ達4人でなら南極に行くと伝える。

女子高生が南極に行くのは無理な夢話しが、ここを転機に大冒険が
始まるのです。1人づづ仲間になっていく過程がワクワクします。


高橋 めぐみ

キマリの幼馴染。

学校の朝礼でキマリと報瀬が南極へ行く事が報告され、旅立つ日が近づくにつれ、めぐみは以前と変わり積極的になったキマリに複雑な思いを抱いていました。

南極へ出発する前日、キマリはめぐみから学校で南極に行くメンバーの悪い噂が立っている事を聞きます。

キマリは、めぐみのお荷物になりたくなくて、対等になりたくて、何かしないといけないと思い南極へ行く事にしたとめぐみに告白します。

それに対し、めぐみは悪い噂を流したのは全て自分だと告白で返します。

理由はキマリを面倒みるフリをして、キマリに依存し、先に進んでいくキマリに嫉妬していたと涙ながらに語ります。

話を聞き涙を流すキマリはめぐみに絶交は無効とささやき旅立ちます。


ここから民間観測隊のクルーと1部家族の紹介です。
イラストの説明のままの人もいますので、ながしめでお読みください。

藤堂 吟

民間観測隊の隊長。
しらせの母である貴子とは、高校の時からの知り合いであり、貴子に誘われて南極を目指したことから、観測隊員になった。

貴子が行方不明になった三年前の観測隊にも同行しており、行方不明になったことに、責任も感じている。


小淵沢 貴子(こぶちざわたかこ)

しらせの母。しらせの南極行きの目標。
南極観測隊員になるが、3年前に南極で行方不明になってしまう。

娘とは正反対で表情豊かで人懐っこく、どこにでも出かけていっては誰とでも友達になってしまう行動的で明るい性格。

親友の藤堂吟によると高校の頃から破天荒で、彼女と共に南極を目指していたとのこと。

3年前に行方不明になったことから、吟や前川かなえ、鮫島弓子には暗い影を落とし、民間南極観測隊「南極チャレンジ」はイメージ低下。
スポンサーが次々離れ資金不足に陥る。


前川 かなえ

南極観測隊の副隊長。
陽気で温厚、面倒見の良い性格で、隊長である藤堂吟が寡黙な性格のため、代わりに外交的な仕事を担う。

玉木マリたちが正式に隊の参加者になってからは案内役のような事も務めている。

吟共々、小淵沢貴子とは友人で、吟がTVのインタビューを受けていた後ろで貴子とおふざけをやっていたりした。

たぶらかし作戦でしらせ達を捕まえた1人。


鮫島 弓子(さめじまゆみこ)

民間南極観測隊の料理長で、観測隊のない普段は学校給食の調理師として働いている。男勝りな性格。

面倒見がいい姉御肌で、玉木マリ達に船上や基地での暮らし方を教えたり、他の隊員の悩み相談に乗ったりもし、藤堂吟に振られてやけ酒を煽った財前敏夫の愚痴を聞いたところ勘違いされることにもなった。

たぶらかし作戦でしらせ達を捕まえた1人。


迎 千秋(むかいちあき)

観測船の船長。
以前はしらせの艦長を務めていたが、民間の観測船が出ることになって、吟に頼まれ船長に就任した。

若い時は厳しいことで有名だったが、年を取ったことで性格も丸くなり、冷静な判断を下せる船長として、みんなの信頼を集めている。


財前 敏夫(ざいぜんとしお)

観測隊の隊員。
パソコンなどのメカニックにも精通している。しかし、女性経験はとぼしく、ロマンチスト過ぎる一面も。

関心のない相手に対しては、雑な対応をするため、女性隊員からは、小さい男とみられている。一度好きになった女性に対する熱意は相当なものがある。


氷見 大(ひみ だい)

観測隊の隊員。
大男で、ほとんど喋らない極端な無口。敏夫とは仲がよく、コンビとして見られている。

以前から結月の大ファンであり、観測隊で一緒になったことを密かに喜んでいるが、決して話しかけようとはしない。


轟 信恵(とどろき のぶえ)

観測隊に同行している研究者。

研究には真面目に取り組んでいるが、日本に残してきた恋人、ユウくんが気になってしょうがない。
南極で過ごす自由時間は常にユウくんへのメールと編み物に割かれている。


佐々木 夢(ささき ゆめ)

観測隊に同行している研究者。

貴子の後輩でもあり、尊敬している。無口であまり表情は変わらないが、心優しく、いざという時はキマリたちにアドバイスをしてくれることも。

何かあると空を見つめている。


安本保奈美(やすもと ほなみ)

観測隊に同行している研究者。
まだ博士号はとってない駆け出しで、大学院通い。

可愛い系で、男性にはもてるが、本人は恋愛に興味はない。
精神年齢は幼く、キマリたちと一緒に遊ぶことも。


白石 民子(しらいし たみこ)

ゆづきの母。
ゆづきのマネージャーもしており、仕事の管理をしている。

ゆづきが生まれた時から、芸能人にしようと頑張ってきたいわゆるステージママであり、結月を有名にすることに一生懸命。


玉木 リン

キマリの妹。
どこか抜けている姉に対して、しっかり者で面倒見もよい。

学校では学級委員も務めているよく出来た妹。
南極に行こうとする姉を心配しながらも、心の底から応援している。


宇宙よりも遠い場所を見るにあたって、どんどんと面白くなる要素。

2話目で、キマリ、しらせ、日向が観測隊から走って逃げるシーンがあります。
ここのシーンで、キマリと同じくワクワク感を感じれたら、この先の最終話まで楽しんで見れるでしょう。

個人的には、6話でパスポートのハプニング話。
11話での話がある事で、話に緩急がつき、日常系でも見れるし、感動ものとしても見れる素敵な作品だと思います。

13話で物語を完結させる事が出来て素晴らしい作品です。

惜しくもBEST10の記事には書くことが出来ませんでしたが、
Xでの人気がものすごくあるため、素人ながらに書かせて頂きました。

それではまた別のジャンルでお会いしましょう。

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