KAPOK KNOTの深井喜翔

木ノ実由来のファッションブランドKAPOK KNOT代表。 1991年生まれ、大阪府出…

KAPOK KNOTの深井喜翔

木ノ実由来のファッションブランドKAPOK KNOT代表。 1991年生まれ、大阪府出身。1日に10回以上「カポック」と発する自称カポック伝道師。家業である1947年創業のアパレルメーカー双葉商事の4代目。

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【予告編】28歳スキル皆無、ヒトモノカネ不足のアパレルアトツギが、新規事業を始め半年で500人の前でプレゼンすることになった話

このnoteはこんな人向けです。 ・なんとなくだけど、日本の将来やばくね?と思っている ・大手企業に入社できたものの、普段の業務がつまらない ・新規事業担当になったけど、何から始めれば良いかわからない ・アトツギとして、何をすべきか悩んでいる ・とりあえず何か始めたいけど、何すれば良いかわからない ・「始動 Next Innovator」に興味がある はじめにこのnoteは「明日から本気出す」と言い続けて27年間経ったズボラな私が、 28歳の現在、毎日本気で取り組んでいる

    • デザインに込めた想い ~Kimono Poncho Coat : Ume~

      伝統と現代が織りなす新たな物語 — この世に10着しかない限定版着物用コートの挑戦 KAPOK KNOTはこの度、サステナブル素材「カポック」を使用した着物用コートの新しいコレクションを発表します。伝統を尊重しつつ、未来志向のデザインを追求する、着物家・伊藤仁美氏と国際的なデザイナー・Lin Li氏とのコラボレーションで実現した商品です。 伝統と現代文化の融合地点 このプロジェクトの始まりは約1年半前、2023年6月8日に行われた一つの打ち合わせでした。 着物を愛する伊

      • 2024年4月オープン社内報 ~インドネシア出張~

        はじめに GWも残すところ最終日だけ。皆さんはいかが過ごされただろうか。 KAPOK JAPANは昨年は店舗運営で忙しく、私も店舗イベント休むにも気持ちは休み切れなかったのだが、今年は店舗移転もありGWはじっくり考えることに時間を使えた。 と、考えるだけでなくアウトプットをするためにも、今回、オープン社内報というのを始めてみる。 社内に共有しているコンテンツをせっかくならオープンにしていくことで、苦しいことも、楽しいことも、綺麗なモノだけでは成し遂げられない事業のリアルを、

        • 店舗移転に込めた想い

          こんにちは。 木の実由来のファッションブランドKAPOK KNOT代表の深井喜翔と申します。自己紹介は簡単にして、本題に入ります。 もし私について気になる方はこちらの記事が直近とても素敵にまとめていただいたので、ご覧ください。 おかげさまで、渋谷にあるMIYASHITA PARKに構えた店舗は、2024年3月24日の契約満了をもって、移転することになりました。 それに伴い、明日から「MIYASHITA THANKS FAIR」というフェアを開催いたします。 このフェアは3

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        【予告編】28歳スキル皆無、ヒトモノカネ不足のアパレルアトツギが、新規事業を始め半年で500人の前でプレゼンすることになった話

          2023年の振返り

          2023年も沢山の応援をいただき、本当にありがとうございました。 KAPOK KNOT代表の深井喜翔です。 年末のこの御礼と振り返りも恒例になりつつありますが、 今年もお付き合いいただければと思います。 今年も本当に沢山の応援をいただきました。 ちなみに応援というのは、「購入してくださること」のみならず、 周りにカポックノットの話をしてくださること、 師走の忙しいこの時期にこの文章を読んでくださっている皆様のことを、 「応援してくださる方」とお呼びしています。 皆さん、本

          コロナと同時期に生まれたファッションブランドが今、思うこと

          9月も中旬に差しかかり、 また一つ季節の代わり目を感じる今日この頃。 ふと街に出てみると、外出が活性化してきており、海外の方もすごく増えたなと感じる。 感染症が猛威を振るっていたこの3年間とは全く違う秋。 そんな足音が聞こえてきています。 はじめに はじめましての方、はじめまして。 久しぶりの方はご無沙汰しております。 KAPOK KNOT代表の深井喜翔です。 私は老舗アパレル企業の4代目で、カポックノットというブランドの代表も務めています。 はじめましての方用に、参考

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          ビジネスと社会貢献の境界線を考えてみる

          こんにちは。深井喜翔です。 木の実由来のファッションブランドKAPOK KNOTの代表を務めています。 今回は、ビジネスと社会貢献の境界線を考える内容です。 昨年、大きな反響をいただいた "KAPOK KNOT× Fumi Nikaido"のコラボレーションですが、実は売上の10%を寄付するというチャレンジングな取組です。アパレルの売上から寄付といえば、私もリスペクトしてやまないブランドPatagoniaさんが、毎年1%を寄付されています。 (Patagoniaさんのグロー

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          2022年を振り返る

          2022年はKAPOK KNOTにとって、非常に大きな転機となる1年でした。 書き出してみると、これだけ多くの事が起きた1年でした。 一つ一つ、本当に大きな印象に残るイベントでした。 これを振り返ってみると、1年でこれだけのことを成せたのは、関わってくれたメンバー、日々応援してくださる皆様のおかげです。 しかし、何といっても最も大きなニュースはこちらでしょう。 女優、二階堂ふみさんとのコラボレーションの発表 二階堂さんは、第一線を走る女優であり、社会課題への言及と行動

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          ブランド初の常設店に込めた想い ~渋谷MIYASHITA PARK店~

          こんにちは! カポックノット代表の深井喜翔です。 ついに、、、なんと、、、 私たちカポックノットは、 常設店を渋谷 MIYASHITA PARK(ミヤシタパーク)にてオープンすることになりました! この店舗は9月17日にグランドオープンを迎えます。 ※ご予約リンクはこちら↓ カポックノットって何?このnote書いてる深井喜翔ってだれ? という方は一度こちらのnoteをご覧いただければと思います。 ブランドデビューの2019年10月から約3年。 なんと渋谷、しかもMI

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          ブランド初の先行予約会に込めた想い 22年7月1~3日

          はじめまして! KAPOK KNOT(カポックノット)という、 ファッションブランドの代表を務めています、深井喜翔です。 今回は7月1日(金)~3日(日)に開催する、 ブランド初の先行予約会に込めた想いをお伝えするnoteを書きました。 カポックノットは今年で3周年を迎えますが、まだまだ無名のブランドのため、はじめましての方は、創設ストーリーのこちらのnoteからどうぞ! 初めて知る方向け!カポックノットのハイライト: はじめに 2022年6月22日~24日にメディア

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          1人の社会起業家として、世界情勢について感じること

          このnoteの趣旨今回、社内向けのメッセージを公開することにしました。 2022年3月18日に個人のインスタグラムから、 「このnoteを発信すべきか悩んでいるので意見ください」という内容を発信したところ、多くの方から背中を押していただきました。 そこで、今回のnoteを公開することに決めました。 もしよろしければ、これをキッカケに周りの大切な方とこのnoteをキッカケに語り合ってみていただければと思います。 ここからが、社内向けに書いた内容の全文になります。 <今回のn

          1人の社会起業家として、世界情勢について感じること

          残るべきものが残る世界のための、自分たちなりの「目利き」 ~はじまり編~

          少しずつ春の香りが届き始めた3月。 住む場所や仕事場の変化など、出会いと別れの季節が入り混じる独特な時期。 私たちカポックノットは新旧の文化が入り混じる東京日本橋にて、 新しい取り組みをスタートします。 私たちが本当にいいと思ったものを集めたKAPOK marche。 この取り組みは私が新年早々勢いのまま書いて、 たくさんの反響をいただいたnote記事のキーワード「目利き」がきっかけでした。 1.なぜmarcheをやろうと思ったのか新年早々、私はこんなnoteを書きました

          残るべきものが残る世界のための、自分たちなりの「目利き」 ~はじまり編~

          【続!】新年早々、「残るべきものが残る世界」を考えてみた話 2

          まだまだ寒い季節が続く今日この頃、 1月2日に書いたnoteが思いのほか、好評でした。 数年連絡を取っていなかった友人から長文のメッセージが届いたり、 ブランドを運営している同志の方々から共感のメッセージが届いたり、 様々な声が私のもとへ届きました。 少しでも皆さんの考えるキッカケになっていたら、 書いた甲斐がありました! 前回の内容は↓こちらから さて、せっかく皆さんに議論のきっかけとなるものがかけたのであれば、 そこから生まれた発想を元にバージョン2を書いてみます。

          【続!】新年早々、「残るべきものが残る世界」を考えてみた話 2

          新年早々、残るべきものが残る世界を考えてみた話

          2022年、あけましておめでとうございます! 早速ですが、年末年始に本を読んだり人と話をして感じたことを書き記して、noteに残すことにしました。 正月明けの初出勤に向けて、頭のアップがてら読んでいただけられば嬉しいです。 はじめに買い物は投票である。 そんな言葉をよく聞くようになった。 このnoteは市民権を得つつあるその言葉を、 さらに一歩踏み込んでみるためのnoteです。 是非議論のネタにしてもらえたらと思います。 なぜこのnoteを書こうと思ったのか私はKAPO

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          デザインに込めた想い ~キルティングコート~

          感染症が落ち着き、久しぶりに帰省ができそうなほど、 普段の生活が戻りつつある師走真っただ中。 今回は、1年お世話になった皆様に御礼の気持ちも込めて、 人気商品のデザインに込めた想いをお届けします。 既にご購入いただいた方にも、 さらにこの商品を好きになっていただけたらと思います。 今回の主役今回ご紹介するのは、軽くて暖かくて、10月~春先まで着られるようなコート、“キルティングコート”です。 スタッフ内では通称“貴婦人コート”と呼ばれており、その品の良さが際立つ商品です。

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          きしょう、Podcast始めます!

          突然ですが、「きしょう、Podcast始めます!」 なんでやねん、と思ってくださった皆さん、ありがとうございます笑 取材いただくことが多くなって、最近気づいたことがあります。 それは・・・ 「俺、毎回同じ話してるやん!おもんな!」 ということでした。 なぜ、Podcastを始めるのかPodcastを始める理由は、 もっと大局を見て、生きていきたいと思ったから。 おかげさまでカポックノットは本当に反響が大きく、 D2C事業とB2B事業が忙しくなりました。 1人では案件を捌

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