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もちろん今が大事。ただ、セカンドキャリアも大事だから。

こんにちは、kaonavi404編集部です。
以前、今治. 夢スポーツとカオナビの地方創生「-shipプロジェクト」の成り立ちをご紹介しました。

そして、実際に第1弾の取り組みとして6月に「キャリアオーナーシップ」施策を実施しました。詳細はこちらのレポートページにてご覧いただくとして、今回のnoteでは、施策実施に至るまでの裏側をご紹介できればと思います。


●2つの視点で企画を検討

-shipプロジェクトは、「あらゆる◯◯-ship」な取り組みを継続して行っていく、地方創生プロジェクトです。もちろん何でも良いというわけではなく、カオナビが大切にする”はたらく”の要素が入っているか、少なからず地方創生につながるか、という視点で検討しています。

●なぜ「キャリアオーナーシップ」?

第1弾として「キャリアオーナーシップ」に決まったのには背景があります。

本プロジェクトのミッションは、”はたらく”を通じて、今治の人々や土地をエンパワーメントしていくこと。ただ、それだけでは漠然としており、具体的にどういった人たちに対して取り組みを行うべきなのか決めかねていました。

そんなときに、今治. 夢スポーツさんから「FC今治レディース」に対する取り組みを実施するのはいかがでしょう?と打診が。
働きながら、サッカーを続けているFC今治レディースの皆さん。ただ、サッカー中心の生活ということもあり、セカンドキャリアについては考える機会が十分とは言えない状況でした。

キャリア形成や働き方の多様化を目指しているカオナビとしては、彼女たちにキャリア形成面でサポートすることに意義があると感じ「キャリアオーナーシップ」セミナーを実施することにしました。主体的なキャリア形成を意識するきっかけを作れば、アスリートのセカンドキャリアは多様なものになっていくという考えです。

●ヒアリングをもとにセミナー内容へ

FC今治レディースの皆さんに、キャリア形成セミナーを実施する。
ということは決まったものの、セミナー内容をより詰めていくために、選手たちの性格や雰囲気はもちろん、普段の仕事の状況、引退後のことなどをヒアリングしていくことにしました。このあたりの女性アスリートのリアルな部分は、私たちも知らないことが多く、非常に勉強になりました。

●誰が語ると彼女たちに響きやすいのか

セミナー内容を検討する際に重要視したのは「誰が語るか」ということ。私たち自身は選手たちのことをヒアリングして多少理解しているとは言え、肝心の女子サッカーやセカンドキャリアの経験がありません。そこで、女子サッカーを経験しており、かつ、自分らしいセカンドキャリアを歩まれている方として、今回、鳥谷部 梢さんに講師の依頼をすることにしました。

▼鳥谷部梢さんプロフィール

プラスクラス・スポーツ・インキュベーション株式会社/新潟アルビレックスBB 広報・ファンマーケティング
日本体育大学卒業後、なでしこリーグ1部、地域リーグも含め4年間選手としてプレー。引退後、株式会社プラスクラスに入社し、ウェブコンサルティング業務に従事。2019年12月からプラスクラス・スポーツ・インキュべーション株式会社にて、スポーツチームのデジタルマーケティング支援を兼務。2020年10月より、プロバスケットボールBリーグ1部所属の新潟アルビレックスBBに出向。広報兼ファンマーケティング部署に所属し、マーケティング全般の業務に関わる。

顔合わせMTGの様子

鳥谷部さんはこれまでの実体験をもとに、サッカーキャリアをはじめ、女性アスリートならではの悩み・葛藤、セカンドキャリアを築くことの難しさを、丁寧にセミナー内容に仕上げていただきました。

セミナー内容検討MTGの様子

●当日は…

当日は、アイスブレイクを兼ねたランチから始まり、セミナーを実施。選手たちも鳥谷部さんと打ち解けた後のセミナーだったため、終始相づちを打ちつつ、聞き入っていました。セミナーレポートはこちらより!

●最後に

-shipプロジェクト自体の始動もさることながら、第1弾の取り組みを実施できたことは大きな一歩だと思っています。ただ、あらゆる◯◯-shipな取り組みを展開していくプロジェクトですから、第2弾、第3弾も引き続き頑張っていきます。

●次回は!

突然ですが、カオナビには3つのデザイン組織があります!こちらです。

そこで次回からは、3つのデザイン組織が横断してカオナビ社のデザインを引き上げる「kaonavi design boost project」、さらには各デザイン組織についてもご紹介していきます。

ではまた、気軽にお越しください〜!
よろしくお願いいたします。

カオナビ コミュニケーションデザイン室
kaonavi404編集部