Kano Nomura

東京/建築設計/京都工芸繊維大学卒 本当にたいせつなことを忘れないためのメモ ドイツも…

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東京/建築設計/京都工芸繊維大学卒 本当にたいせつなことを忘れないためのメモ ドイツも金沢も京都も恋しいひと instagram:@kanyooon

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社会人3ヶ月で感じたいくつかのメモ

お久しぶりです。忙しい忙しいとはあまり言いたくないのですが、本当に忙しくて、毎日朝の言語学習くらいしか続けられてませんでした。(それでも朝の言語学習してるわたしえらい………笑) 会社で1番大変とも言えるプロジェクトに入ってるのもあり、ストレスでしかない一方で、学ぶこと、感じることも凄く多く。忘れてはいけない、忘れたくないから、いくつか自分のためにも残しておこうとおもいました、社会に出たばかりのピュアさと共に、、、 1.相手を変えるのより、自分が変わること、相手を動かすより

    • また一言日記をつけはじめた

      ずっとずっと更新できなかったnote。トラブルの連続で、今も全て解決したわけじゃないから、まだまだスッキリしないのだけど、やっと文を書いたり、考えたり、手を動かすことに精力的になりはじめました。 それは、環境が変わったからなのかもしれないです。東京に移りました。 新しい人たちと出会うのは刺激的でたのしい。今まで見落としてた視点や、考え方にであえることで、少しでも目の前の景色が変わって見える瞬間に、生きている感じがする、 一方で、新しい社会に入って、毎日気付かされることばか

      • 京都を離れて、金沢に住んで

        修士設計が終わった後のあれやこれやで、文章を書く余裕もなかったのですが、ようやく少し時間に余裕ができました。 6月に京都を離れ、金沢に戻り、インターンに行ったり、オンラインでアーティストリーの休憩所を考えたり、金沢の街を考えるワークショップに参加したり、修士設計をしたり、時々対面でゼミに出たり・・・と、あっという間に時がすぎ、京都と金沢を行き来した生活があと1ヶ月(もない)となって、改めて感じたことを残しておこうと思いました。 学校のある京都を離れたのは正しかったのか?何

        • 想像力を失えばうつくしい世界を失うと思った

          久々に春のようなくうきを感じた二日間に、引きこもっていた私も思わず散歩をしました。春まで溶けることのないようにも思われた雪山がほとんど溶けだし、ようやく天気の良い日はランニングができるようになりそうです。金沢で冬を過ごすと、ドイツにいた冬を思い出すし、ドイツにいた時は逆だったなあと思ったりしました。 この前、ずっと読みたかった新人世の「資本論」を読んだのと、その感想や思ったことを残しておこうと思い、今、文章を打ち込んでいます。 実は1ヶ月ぶりの読書timeだったのですが、

        社会人3ヶ月で感じたいくつかのメモ

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          今更紹介する2020年買ってよかったモノ

          2021年の9%が過ぎたらしいというツイートを目にした本日ですが、今更ながら2020年買ってよかったものを紹介します。 ・・・というのも、修士設計がやっと終わり。その修士設計でお世話になりすぎるくらいなり過ぎた代物への感謝も込めて、皆さん(特にパソコン系作業の多い人)にどうしても紹介したいのでこんなタイミングですが紹介したいと思います。 ゲーミングマウスはもはやゲーム用ではない 既に使ってる方もいると思うので、そんな方はこの後の記事を読まなくてもいいですし、「分かる〜」

          今更紹介する2020年買ってよかったモノ

          区切りがあるありがたさ

          修士設計に年末も追われ、今年一年や来年をどう思うかを書き残すのもあっさり忘れそうなので、布団の中から寝起きの状態でこれを書いています。 年末になると、1年を振り返る。 こうやって区切りがある事で、何かを始めたり、またはやめたり、あらゆる事を振り返ったりする。ありがたいですね。そして年の変わり目、という全世界共通の区切りを、我々はいつから持ち始めたのだろう?と、区切りの恩恵を噛み締めながら思ったりします。 私の今年の抱負は以下でした。 まだ帰国して3ヶ月で、ものすごく頭の

          区切りがあるありがたさ

          製図室で寝ていた私が、月に1度しか学校に行かなくなって

          先週はどうしても、ある下書きも更新する気になれず、何者でもない自分が文章をただただ綴る事に、訳がわからなくなっていました。 元々自分のために書いていたのに、いざ更新し始めると、誰かが見ているとか、見ていないとか、世の中にありと溢れる有益な情報発信を見てはなんだか自分の文章がバカバカしくなってしまったり、そんな事を気づけば気にしていました。 そんな時は書かない方がいいと思って、これについて書きたいな〜って思う事が出てくるまで、自分の気持ちに正直に、待ってみようと思いました。

          製図室で寝ていた私が、月に1度しか学校に行かなくなって

          秋の筆

          頼まれたので鹿の絵を描きました。 幼い時のほうが色で遊んでいた気はしますが、色んな雑念があったり、以前より広い世界の見方を知った今の自分の色づかいも好きになっていけたら、とおもいます。 ここで背景のいろ(木と草)を反転させました 油絵は工程を撮るのが楽しいです。 (実際にはもう少しあるのですが最初の方や全部はとってません) さいごにツノを短くしてあげて完成しました あした、私の手元から離れて東京に送ってあげます🦌 ちょっと違うスタイルでも描いてみたいですが、修士設

          誰かを想う感情

          最近気づいたことがあります。 私の母は、私の話を聞きたがります。 それで、私が面白い人に出会ったとか、面白いプロジェクトをやらせてもらっただとか、刺激的な場所にいるだとか、そういう話をすると、すごく嬉しそうにするのです。 私が何かにワクワクして刺激されてるとき、母はほんとうに嬉しそうにする気がするというか。 こういう感情って、相手を本当に想っている時に生まれると、ふと思ったのです。 愛にはいろんな形があると思うけど、こういう感情も、愛の一つなんだなぁと。 たしかに私

          誰かを想う感情

          目的地をぼやかすこと

          久々に旅をしました。 母と広島を2泊3日で。 私は広島を2度訪れたことがありますが、スタジオムンバイ設計の、尾道のLOGにどうしても泊まりたかったこと、さらに母が広島未訪問だということで、広島に行くことにしました。 広島市、宮島、西条、竹原、そして尾道を巡りました。 LOGのことやそれぞれのまちのことは書いても書ききれません。これらはいつか時間がある時に書くかもしれません。今回はそれよりも自分の中で確信に変わった、旅の目的の変化について記録しておこうと思います。 (と

          目的地をぼやかすこと

          動物と暮らしてておもうこと

          私の実家には犬(黒ラブ)が1匹と猫が6匹居ます。 エイトです。 母親がよくお菓子を作るし、私はコーヒーを淹れるので、実家が猫カフェ状態になっています。 なんの邪念もない彼らの純粋な目を見ていると、肩の力がすごく抜けるような気持ちになります。 そんな純粋無垢な動物を見ていて癒されるのは勿論ですが、ふと思うことが最近ありました。 いつも大体14時から15時頃に彼らの2回目のご飯タイムがやって来ます。 と、私たちって基本的に時間ベースで動いているんですよね。嫌でも時計が

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          デザインはなぜ、なぜが求められるのか①

          noteでは日常思った感覚を忘れないために文字にしてるので、建築外の事を書く事が多かったのですが、たまにはデザイン(建築)について思う事も文字にしてみようと思います。 なんだか自分の無知が恥ずかしくてこういう事は思い切って書けない(話せない)性分なのですが・・・ 今回は「なぜ」にまつわる思うことを書こうと思います。色々トピックがあるので、一応①にして、今回は大学(学びの場所)におけるこの問いの存在について思っていることを書きます。 私は6年ほど建築を学んできましたが、'

          デザインはなぜ、なぜが求められるのか①

          同じ2時間

          先週ですが、入っているサロンのメンバーの方の企画で、お隣富山県の入善でBBQ(厳密にはBBQではなく、ただひたすらスペシャルすぎるプロのフルコースを食べて美味しいお酒を飲む会。笑)に参加しました。 一概に富山県といえど、例えば高岡と入善では金沢からかかる時間が違います。ローカル電車で金沢駅から2時間揺られて行きました。 これは母とも話していたのですが、普通電車に揺られる2時間と、例えば金沢から京都に行く特急での2時間や新幹線での2時間を比べた時に、私は前者の方が短く感じる

          同じ2時間

          久々の京都のくうき

          所用で久々に京都に足を踏み入れた。 約4ヶ月ぶりの京都。 だけどよく自転車を走らせた場所、学校までの地下鉄、よく走った鴨川、すべてがまるで昨日までもそして今もそこで住んでいたかのような感覚だった。 思えばドイツに留学して、色々あって一時帰国した時も、同じ思いに浸っていた。 距離はあるけど、自分の中の親しみのある街は、心理的な距離がものすごく近いのかもしれない。すぐそこにあって、すぐに戻れるような。 それはきっと、その空気感に触れたときに、たくさんの思い出や光景が目の前

          久々の京都のくうき

          千利休

          最近歴史小説系にハマっています。深い理由はありませんが、歴史を知るのが面白くて。 「茶聖」やっと読み終わりました。(500ページ超えは時間かかりますね、圧巻ですが!) 千利休を主軸にした彼と秀吉、戦国武将達の話です。 「茶室」に関しては、建築学部に所属しているので、日本建築史で習ったし、京都にいたこともあり、授業で非公開のものを見にいったりもしたことがありました。 ただ、実際茶の湯を大成した「千利休」自身については詳しく何も知らず。 お茶のお稽古も受けたことあるけど

          もう一度、絵を描き始めた

          これは、私がまた絵を描こうと思ったきっかけと、そのバックグラウンドの小さな話です。あんまり留学の話もしてなかったので、少し盛り込んでみます。 私は周りの友達ほど習い事をしている子供ではなく、だけど絵画教室だけは3歳のなりかけから高校になるまで通いました。(それと英語も一応習っていましたがこちらは2−3年でやめました。けど結局言語学習も好きだし結局色々つながっているような・・・笑) 物心もついていない時だったので、好きで始めたのではなく。母がよく絵を描く私を見て習わせてみた

          もう一度、絵を描き始めた