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久々の京都のくうき

所用で久々に京都に足を踏み入れた。

約4ヶ月ぶりの京都。
だけどよく自転車を走らせた場所、学校までの地下鉄、よく走った鴨川、すべてがまるで昨日までもそして今もそこで住んでいたかのような感覚だった。

思えばドイツに留学して、色々あって一時帰国した時も、同じ思いに浸っていた。

距離はあるけど、自分の中の親しみのある街は、心理的な距離がものすごく近いのかもしれない。すぐそこにあって、すぐに戻れるような。

それはきっと、その空気感に触れたときに、たくさんの思い出や光景が目の前に浮かび上がるからなのかもしれない。こんな世の中でも、私にとって今でもケルンはすごく近い存在で、目の前に様々な光景が浮かび上がる。


私はここで暮らしていたんだ、と思うと、「戻って来た」というような感覚になって、嬉しくなる。

それとやはり京都のスケール感は独特だと思う。
京都はファサードが連続する「面」という構成が強い。奥の「空間」は一歩踏みれてみないと体験できない。それが京都である。
そんな京都に、新たな挑戦状を叩きつけたかのようなコンテナ町屋は、非常に斬新で、挑戦的であった。(住んでる時に行けずやっと訪問…)

雑多で、コンプレックスな、今の京都の姿を体験できる場所だった。
やっぱり京都は「オモテ」と「ウラ」のキャラクターによって出来ている気がした、そう再認識させられた。

住む場所を変えると、見方も変わるし、場所に残る思い出のフィルターが更新されていく。住んでいた時は感じなかった空気を感じてたり、住んでいた時に感じてたものをより強く感じたり。だから私は、住む場所が変わることにすこしワクワクするのかも知れない。

新しい場所を知ることで、今までいた場所の新しい側面を見ることができるような。


学校に予定があったので、ついでに久々に大阪や神戸にも行って、遊んで帰った。展覧会見たり、建築を訪ねたり、ドライブしたり、とても楽しかったな。

来週もがんばりましょう!

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