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ラジオから聞こえてきた単語を「いつか原稿で使いたいな」と心のメモに書き留めたり、通りすがりのおばあちゃんがぽつっとかけてくれた言葉に「素敵な響きだな」と心の中で反芻したり。いつも自分の中に、拾い集めた言葉があります。
日陰の気持ちのゆくえ
こんばんは。6月最後の日曜日、いかがお過ごしでしょうか。私は昼間の暑さが過ぎて、やっと涼しい風が吹いてくることにとても安心しながら、音楽をかけて、6月の出来事を振り返っているところです。夜にかけて、大雨が降ると天気予報が教えてくれました。
今聞いている音楽、ここにも置いていくのでよかったらご一緒に。
どんなタイトルにしようかなとこれまでのnoteを遡っていたのですが、その大半があまり明るくはな
ここひと月ほど、深呼吸がしにくかった。それがやっと緩みはじめて、あと少しで、新しい気持ちを見つけられそうな予感があります。見つけて、ちゃんと手に入れたい。そんなふうにして大好きな5月を締めくくれるならきっと幸せ。写真は私のいちばん好きな出張ホテルの朝ごはんです。
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8年目の〆切もやっぱりてんてこまい
日曜日の夜、原稿を書いていたら日付が変わっていた。その日は朝7時から1本目を書いて、途中で家事をしたりお昼寝したりして、まぁまぁ順調に進み、夕方から2本目をスタート。22時には眠ろうなんて思っていたのに、結局こんな時間なんて何かがおかしい。
そもそも、木曜日にはけりがついているはずだった。火曜日まではどうにかこうにか予定どおりに進められていたのに、水曜からずるずると遅れ始めた分が後に響いた。ふが
ここ一年くらいの間に頼られる側になる機会がぐんと増えて、たくましくなったよねって言われたりもして、確かにそういう一面もあるだろうと思う。でも、そういう風になりたかったんだっけ、とも思う。これだけ大人になっても、本当の自分みたいなことに悩んじゃうなんて。紛れもなく春です。
きっと何度も思い出す、「非日常」な週末。
ここ数日、ずっと頭がいっぱいで、気持ちもすっとせず、体調までぱっとしなかった。季節の変わり目とか気圧のせいだと思っていたけど、空と風が穏やかになっても戻らない。家で過ごす休日が大好きなのに、なんだかうまく過ごせない。
そんなときにふと、遠くへ行くのがいいかもと思った。地元でも、仕事先でもない、遠くのまちで過ごす休日を想像したら、気持ちがふわっとした。
誕生日があるし、ちょっと贅沢をしてもいい。
うれしさもよろこびもちゃんとあるけれど、実は低迷中。体調が優れなくて夜は本当に寝るだけの数日を過ごしたので、今日から一つずつ立て直していこうと決めた。朝は掃除機をかけるとか、夜は湯たんぽを用意するとか、そういう小さな生活のパーツを立て直すような、なんてないこと。
料理について、特別好きとかきらいとか思ったことなくやってきたけど、なかなか好きかもしれないと思う冬。上手じゃなくても好きでいていいよねと思えた冬。週末の作り置きでコツコツ暮らして、ちょっと残ったヨーグルトをカレーに入れて使い切れたときの、あの小さな充足感。今週末は何つくろうかな。
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七日分の、今日のできごと。
今読んでいるのが日記形式の本だからか、締め切り前で毎日文章を書いているからか、連休でひとりで過ごす時間が長いからか、頭の中が書きたいあれこれであふれかえっている。思ったことが頭の中でどんどんどんどん文字になってしまう。料理をしていても、本を読んでいても、散歩をしていても。
文章にして外に出してあげられたらいいのだけど、今は締め切り前。生活の中であふれてくる文字たちを心に落として、テーマごとにまと
〝じゃないほう〟の文章だったとしても。
noteの編集画面を開いたときに、するすると言葉が出てくる日と、書いては消してを繰り返す日があります。今日は今のところ後者で、数十字書いては消して、また書いて…を何度か繰り返しているところです。
「今日は」というより、この頃は書いては消しての日のほうが圧倒的に多くなりました。下書きにいくつもの日記を溜めこんだまま、「noteを始めて5周年!」の通知をもらってしまいました。
ちょうど一年前、4周
ふつうのクリスマスに願う、幸せのための小さな革命。
クリスマスを目前に控えた週末の朝、台所でお湯を沸かしているとき、なんだか気持ちがふくふくしていることに気づく。パーティーの約束も、イルミネーションを見に行く予定もないのに、何かがうれしい。幸せが、静かにこみ上げてくる。
何かあったっけ。思いつくのは、心待ちにしていた冬至がやって来たとか、シュトレンの贈り物が届いたとか、原稿が順調に書けているとか、どれも特別過ぎない、ささやかなものばかり。でもどう
30回の旅、50本の原稿、700枚の写真。
これは2023年の私が、車を走らせ、書いて、撮ったものたちを(大まかに、記憶の範囲内で)数で表してみたものです。
12月の始まり、ある作家さんとお茶していたときに、「今年みんな、どれくらいの数のものをつくったんだろうね」という話をしたのが頭に残っていて、振り返ってみたくなりました。
多いとか少ないとかは置いておいて、並べてみるとなんだかしみじみとした気持ちになりますね。飲んだコーヒー豆の種類と