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人間にとっての本当の財産とは、この様なことではない。

人間にとっての本当の財産とは何か?永い長い人生において、蓄えておくべきもの。「そんなのカネに決まってるよね。だって、世の中、カネがないと生きていけないし。カネを貯めて増やしてなんぼの世界だよ。」「土地だよ。土地。土地は安定しているし、転がせば儲かる。だからいつも良い物件を探してる。」「権力さ。権力があれば、何だって出来る。反対に権力がなければ何も出来ない。」「有名であるかどうかだよ。有名人なら仕事は絶えず来るし、チヤホヤされて楽しいじゃん!だからいかに有名人になれるかを考えてる。」「人間関係だよね。家族とか友人とか。本当に大事なのは、何かあった時に助けてくれる人。だから良い人間関係を保てるよう努力してる。」「いや、経験なんじゃない?素晴らしい経験も失敗した経験もみんな財産になるよ!」…。皆それぞれ御尤も?それとも否か?人間には、その時に相応しい出来事が必然的に起きる。従って、今、これらのことを思いとして抱くのは、それは意味があってのこと。そこから大いに学び、人間として成長してほしい。しかし、人間にとっての本当の財産とは、この様なことではない。永い長い人生の中で、“本当に正しいこと”だけが、一人ひとりの人生に貯えられていく。この“本当に正しいこと”とは何か。それが実相に生きる上で必要な道理・真理。巷の書などに書かれているソレを読んだところで身になることはまずない。それは、世間一般の方法論や科学、哲学や処世術のようなものではない。超大宇宙、自然界に身を置く己の有難さを感じ、己の中にあるものと接続できた時に初めて思い至るもの。人間、これを得るために、此の世に生を受けている。あの世ではこれが出来ない。従って、今、この場(第3の地球)に生きる人間は、日々の善なる営みの中で得た感性を元に、“本当に正しいこと”を貯えていくこと、これが本当に必要な財産となるのである。


そのことを肝に銘じ、“本当に正しいこと”に出会えるよう、今日一日感性を高め真剣に生きます。


有難う御座います。

幸せを呼ぶそよ風チャリダー/サステナビリティイノベーティブコンサルタント。「感謝感動を世界に地球に」のカングロ代表、ザッポス研究会、イノベーションサロンZ、システムD研究会、サステナ塾、セブメディ創設者