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そのかけがえのない探究の時間を蔑ろにし、軽く捉えるでない

人間、自力で生きていると思っている。いざとなれば自分独りで何とかなるとも思っている。本当にそうか。では、社会はどうやって動いているか。自分が出したゴミを誰が処理・処分してくれているのか。食べ物や水はどうか。誰が一から作り、提供してくれているのか。もはや現代の生活インフラのエネルギーや携帯電話、公共交通などがなければ生きていけない、などということもある。「金を払っているのだから、とやかく言われる筋合いはない」。差し詰めこのようなことが返ってくる。では、人間の身体の中はどうか。自分が食べたものをどうやって消化し栄養分に換えてくれているのか。心臓や肺などの様々な臓器は、なぜ寝ている時も働き続けてくれているのか。地球の空気や水や土、そして草木や動物は、人間の営みに無くてはならないものか、あって当たり前のものか。宇宙創成138億年、それは連綿と続く命のつながりがあっての己の命ではないのか。そのような現実を感じれずに、日々、俺はわたしはと、自分のことばかりで生きている己を恥ずかしく思った方がいい。誰一人、自力で生きれる者などいない。自分だけで生きているなどと、これ微塵も感じること勿れ。更に云うならば、己の命やその身体は、己だけのものではない。今生きているその人生の意味を今一度深く考えるべし。見えているものだけがその答えではない。そのことを、そのかけがえのない探究の時間を蔑ろにし、軽く捉えるでない。



そのことを肝に銘じ、我生かされていることに感謝をし、今日一日を生きます。



有難う御座います。

幸せを呼ぶそよ風チャリダー/サステナビリティイノベーティブコンサルタント。「感謝感動を世界に地球に」のカングロ代表、ザッポス研究会、イノベーションサロンZ、システムD研究会、サステナ塾、セブメディ創設者