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だから一向に前に進まない。

人間は皆、重き荷物を荷車に乗せ、坂道を登っている。大きな荷車もあれば、小さなものもある。その荷物もそれぞれの事情によって重いもの軽いもの大きなもの小さなものを積んでいる。荷物は、意図したもの、意図していないもの、厄介なものもあれば、宝だと思い込んでいるものもある。そして長く積み重ねてきてしまった悪事や罪もその中に含まれている。人間それぞれが思い思いに荷車に荷物を積み込んでいる(または持たされている)。人生は、その荷物を運ぶことが目的ではない。正しい目的地に無事に到達することを求められている。従って、荷物はなるべく軽い方がいいし、無いにこしたことはない。本当は必要でないものは降ろしたいと思っているのに、積んだまま荷車を引き続けている。だから一向に前に進まない。そして、己、今進んでいる道は、本当に進むべき道か。間違った道を進もうとしていないか。積んでいる荷物は、本当に積むべきものなのか。また、荷車の状態はどうか。二つの車輪は正常か?良く見ると、その車輪は歪でボロボロになっていないか?片方が小さく、片方が大きくなっているかも知れない。または、丸ではなく角のある形をしているかも知れない。車輪の状態によっては、真っすぐに進まない状態になっていないか。この車輪、人間の意識によって、形が変わる。片方が、有形外面で物カネへの意識。もう片方が、無形内面で心や良心への意識。この意識のバランスが、どちらかに偏っていると、車輪の大きさや形が変わり、前に進むどころか、同じ処を堂々巡りすることになる。荷車への日々の保全も怠ることなかれ。人間の人生、想像するだけで息切れしてくる。もううんざりだ、疲れた、ここで終わりにしたい。そう思った瞬間に、坂道を転げ落ちていってしまう。そして、また坂道を上り始める。これが実相。人間の性。



そのことを肝に銘じ、人生の仕組みを知り、本当に進むべき道を行き、本当の目的地に到達できるよう日々精進していきます。



有難う御座います。

幸せを呼ぶそよ風チャリダー/サステナビリティイノベーティブコンサルタント。「感謝感動を世界に地球に」のカングロ代表、ザッポス研究会、イノベーションサロンZ、システムD研究会、サステナ塾、セブメディ創設者