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それは生きているから。

「苦労」とは何か。これ即ち、精神的、肉体的に力を尽くせども、苦しい思いをすること。または、人に世話をかけたり、厄介になったりすること。人間、なぜ苦労が絶えないのか。それは、生きているからだ。人間は、生きる目的があって生きている。その目的を果たすためには、苦労が伴うのが実相。一つは、前世からの業(カルマ)を背負っていること。そしてもう一つは、人生における成長のため。「苦労」は、出来るならば負いたくないし、逃げたい、避けたいもの。しかし、人間、生きている限り、何かしら他人に苦労を掛け生きているのであるから、巡りの中で、かならず向き合わなければならなくなる。避けても逃げても必ずまた追いかけてくる。業も同じ。自分が拵えたカルマをどこかで精算をしなければ、いつまで経っても重き荷を降ろすことは出来ない。先送りをしたところで、更に苦労の度合いは強くなって帰ってくる。結局のところ、己に関わることなのだから、必ず何処かで対峙しなければならなくなる。誰も己の苦労を肩代わりしてくれることなどない。ならば、その苦労に積極的に向き合ってみるのはどうか。苦労の真の意味を理解し、苦労を嫌なものではなく、有難いもの、己の成長のために欠かせないものと捉えたらどうか。即ち、自分の心身を鍛えるチャンス到来と。その一つひとつに真摯に向き合い、乗り越えられた暁には、新しい希望に満ちた道が啓けてくる。また苦労が繰り返し起こるのだとしたら、その向き合い方が半端だということも忘れてはならない。


そのことを肝に銘じ、今日の苦労に有難く向き合い、一つひとつ乗り越えて行きます。


有難う御座います。

幸せを呼ぶそよ風チャリダー/サステナビリティイノベーティブコンサルタント。「感謝感動を世界に地球に」のカングロ代表、ザッポス研究会、イノベーションサロンZ、システムD研究会、サステナ塾、セブメディ創設者