動くがいい、飛ぶがいい、手を伸ばし掴もうとすればいい。
人間、これまであったものが減ることを恐れる。不足に不安を覚える。なぜか。人間は、真に“有る”“足る”を知らないからだ。有るのに無いと感じる。足りているのに減ることが我慢できない。これは生命の本能の類の話ではない。それは、己の感性の低さ、知るべきことを知らない無知さ、そして我欲の極みである。有るのだから、心配することはない。足りているのだから、余分なものは手放せばいい。この真理に向き合わないから、いつまで経っても不足を補おうとする。有るのに更に集めよう、取ろう(採ろう)とする。人間社会に並ぶ溢れかえった物を見よ。それらが重石になり、身動きが出来なくなる。本当は、自分の夢や希望や志を持って、飛翔したいのに飛ばない。目の前に機会が訪れているのに掴まない。そんなに苦労や失敗が怖いか?動くことが飛ぶことが掴むことが面倒か?しかし、稀に恐れを克服し、動く者、飛ぶ者、掴む者がいる。その違いは何か?それは単に「有る」ことを「足る」ことを知らないだけ。もし、限界を超え、夢を掴みたいのであれば、動くがいい、飛ぶがいい、手を伸ばし掴もうとすればいい。それを繰り返していくうちに、腕や感性も磨かれていく。そのことを肝に銘じ、夢、希望、志を失わず、動き、飛び、掴みます。有難う御座います。
幸せを呼ぶそよ風チャリダー/サステナビリティイノベーティブコンサルタント。「感謝感動を世界に地球に」のカングロ代表、ザッポス研究会、イノベーションサロンZ、システムD研究会、サステナ塾、セブメディ創設者