考えるおばけさん

日々の中で考えていることを綴ります。 都会に住んだり、田舎に住んだり。仕事を辞めたり、…

考えるおばけさん

日々の中で考えていることを綴ります。 都会に住んだり、田舎に住んだり。仕事を辞めたり、就いたり。山あり谷ありな人生をゆる〜く楽しんでます。

最近の記事

私が車を運転する、遠い未来の話①

私は、自動車免許をもっていない。 今のところ取る予定はない。お金があっても、余裕があっても。 これには理由が2つある。 1つ目は立地運が良い。今までの住居は徒歩10分圏内に駅、バス停、図書館、銭湯、コンビニなどがある。 実家に関しては目と鼻の先に図書館がある。猫の額ほどの我が家を抜け出してほんのちょっと歩くと、シロナガスクジラの額なみの図書館があるのだ。 そんな図書館を私は勝手に別荘と読んでいる。その理由もある。 真夏になると我が家のクーラーが発動するのだが、私の部屋は

    • 春はあけぼの、お散歩しようか。

      ふと思い出した、学生時代の謎の行動。 普段は超絶遅起きなのだが、 ごくたま~に、一年に一回あるかないかの頻度で 超絶早起きになる。 • 目が覚める。目覚まし時計見る。5:30。 カーテンからチラリと見える窓。 かすかに明るい。 これは、いける... 散歩に出よう! 私の頭がまだスリープしていて、損得勘定機能が働いていないうちに、 ただただ、私の感覚ルームで”意味はないけど、なんか外に出たくない?”という謎の意見が謎に採用されているうちに、 外に出る。 うー

      • デザイナーになる君へ〜世界一くだらない助言〜

        私がデザイナーになったばかりの頃の話。 あの時の私はデザイナーと名乗るにはまだ早く フォトショップとイラストレーターを使いこなせず、むしろ使われていた。 そんな私が奇跡的に広告代理店のデザイナーに入れたのは 当時の面接官が「チャレンジ枠(技術より勢い)」を用意してくれたおかげなのだ。 今日はチャレンジ枠で入ってきた私が起こしたミスを供養し、世界一くだらない助言を伝えたい。 -- 広告代理店でよく使われる単語の中に「再校(さいこう)」という言葉がある。 これは会社によ

        • 私がスーパーサイヤ人だった頃の話。

          高校生の私はスーパーサイヤ人だったと思う。 高校生の頃、私は寒さに対して強かった。 それはもう、まぎれもない戦闘能力だった。 制服のスカートが短いのがまだ正義とされていた時代。私は冬でもスカートの下に体操着を着ることなく、ストッキングやタイツを履くこともなく、コートを着ても前をしめることなく。 (よく祖母に無理やりボタンを止められていたな…) 雪が降ろうがお構いなく自分の中の正義を貫いていた。 髪は黒を守っていたけど 私の中では紛れもなくスーパーサイヤ人だったのだ。

        私が車を運転する、遠い未来の話①

          never young beach「どうでもいいけど

          音楽はPVで映像を観ながら一緒に聴きたい。 その曲の世界観をまるごと楽しめるから。 (今はPVよりMVの方があってる?が私の時代はPVと言っていたため以下PV) オススメはnever young beach(以下ネバヤン)の「どうでもいいけど」 私がネバヤンの曲に出会ったのは4年くらい前。 社会人になって先輩2人、後輩1人と私で宅飲みした時 後輩が「最近ハマってるんすよね~」と言いながら ネバヤンの「明るい未来」を流したのがキッカケ。 ボーカルの阿部さんの声が脳内をぶ

          never young beach「どうでもいいけど

          “生餃子”にまどわされた知人N

          かつて昔、生キャラメルというものが流行っていたのをご存知だろうか。 芸能人の人が牧場で生キャラメルという商品を発売し 世の中の老若男女が生キャラメルを求めたのだ。 今日はそんな一昔前の話。 当時の私は天邪鬼も飽きれるくらい天邪鬼なので興味がないふりをしていた。 しかし、そんな天邪鬼をよそに“生○○”という商品があれよあれよと世に溢れはじめたため 食べた事がない私でも“生”=生がついてないやつの上位互換みたいなイメージを持ち始めた。 そんな時、知人Nが 「生に騙された…」

          “生餃子”にまどわされた知人N

          雨の日曜日に。

          雨の日が好きだ。 もう少し具体的に言うと、心を落ち着かせたい時に雨のポツポツとした音を聞くのが好きだ。 バスに乗って窓側の席で、不規則に流れる雨の跡を見るのが好きだ。 しとしと降っている雨の湿度を感じながらのんびり過ごすのが好きだ。 雨の日と自分の心があわさる感覚が、なんとも心地よい。 ちなみに私は雨の日に聴きたくなる曲がある。 カスカーズの「悲しき雨音」、ベン•E•キングの「stand by me」、HiGEの「デーモン&サタン」。 どれも晴れの日にはあまり聴

          雨の日曜日に。

          今すぐできる、空の旅

          バスに乗っている間に書くnote、2日目。 ちょうどこの時間は、夕暮れ手前。 空が絶妙に淡〜い色。 小学生の頃は、空を飛ぶことに執拗だったなぁ。 最初に感じたのは、ランドセルを持ち始めた頃。 校区内ギリギリに住んでいた私は、登下校を長く感じていた。 空が飛べたらいいのになぁ〜 そしたら、鳥みたいにヒューと優雅に帰れるのに。 それから、 魔女の宅急便を初めて観た小学生中学年。 分かっていたけど、飛べたらあんなに気持ちいいんだろうなぁって 頭の中で自由に飛ん

          今すぐできる、空の旅

          バスがポカポカしているんだ。

          バスに乗っている間に、極力noteを書こうと思う。 義務ではなく、何となく楽しそうと思ったから。 ちなみに、私はバスが好きだ。 この時期のバスは、座るところがポカポカしている。 1番好きな席は、1番前の特等席。 自分がバスを運転している気分になれる。 この時期は少し寒いから、あと、少し勇気がいるから、後ろの方が多くなってしまった。 通勤のため、ほぼ毎日バスに乗っているが バスには変わらないように見えて、変わっているところを見つけるのが楽しい。 運転手さん、乗

          バスがポカポカしているんだ。

          おばあちゃん、寄り道しに来たよ。

          バスに乗って家に帰るまで、何か出来ないかとnoteを開く。 今日は寄るところがあるから、あと3つ先の停留所を過ぎたらボタンを押さなきゃいけない。 そんなうちに後2つ。バスが早いのか、私がゆっくりなのか。 今日はおばあちゃん家に寄るんだ。 いい年した社会人は、花金におばあちゃん家によって おばあちゃんが淹れてくれるほうじ茶を飲むんだ。 どんなに急に来ても、おばあちゃんは受け入れてくれる。 耳が遠いけど、にこにこ私の話を聞いてくれる。 そろそろ降りるバス停が近づい

          おばあちゃん、寄り道しに来たよ。

          バスの先頭は特等席

          私はバスの先頭が好きだ。 大型バスの運転手になった気分で街中を走れる。 学生の話も、ラジオみたいにたま〜に聞いてはトレンドを知る。 特に、冬のバスは足元が温風でポカポカして つい夢の旅に行ってしまう。 目が覚めてる時は、外の風景を眺めてる以外に 降りる人の人間観察をしてしまう。 ありがとうございますって言う人。 小さい声だけどお礼を言う人。 ICカードの残金がなくて焦って両替をする人。 いろんな人がいる。 降りる人はそこから電車乗るのか、歩いて帰るのか分からないけど そ

          バスの先頭は特等席

          チューバッカを小屋に入れる時、その人の本性があらわれる。

          我が家にはペットがいる。今のペットは三代目である。 ゆえに我が家では三代目と聞かれたらジェイでソールなブラザーズをおさえ、我がペットが上にくる。 一代目の犬はキャバリアの男の子だった。 私が保育園に通っていた時、親が私たち兄弟へのクリスマスプレゼントとして飼い始めたのである。 二代目の犬もキャバリアで、女の子だった。 この子は本当に美少女犬で、どれくらいかというと、 私が大学生になって初めて茶髪に染める時、初対面の美容院のお姉さんに「この子と同じ色にしてください」

          チューバッカを小屋に入れる時、その人の本性があらわれる。

          私が受けてこなかった授業〜リアルな生理事情〜

          もしかしたら学校なりに発信をしていたのかもしれない。 でも、少なくとも私はそれを覚えていない。 初めて生理を知った日私の記憶の中では、生理という存在を知ったのは小4かな…? クラスの女の子だけが保健室に集められて、 保健室の先生の片方の手には、白くて可愛いうさぎさんのぬいぐるみ、もう片方には当時新鮮に見えた白いナプキン。 白いナプキンをさらに真っ白のうさぎさんに装着し もちろん血の色なんて見ることなく、 トイレットペーパーで拭く時はこれくらいの量を使いましょうね

          私が受けてこなかった授業〜リアルな生理事情〜

          飲み会後の“お水”が、宇宙イチ美味しい。

          初めて口にするであろう、母親のミルクも 少量だからこそ何度も買ってしまう、リアルゴールドも 夏休みのプール後に飲む、冷たい麦茶も 付き合った彼から「これ美味しいから飲んでみて」と、シェアされる梅酒も “お酒の後に飲む水”には敵わないんだ…。 私はめっぽうお酒が弱い というか、お酒よりリアルゴールドや麦茶の方が好きだ。 だから古くからの友達との飲み会では 堂々とソフトドリンクを飲む。 でも、就活の時に変な知識をつけたせいか 飲み会は先輩が絶対という 王様ゲ

          飲み会後の“お水”が、宇宙イチ美味しい。

          “接待似顔絵”というものをご存知だろうか。

          私は絵を描くのが好きだ。 どちらかと言うと、目にしたものをそのまま描くことが好きだ。 だから、美大に憧れて画塾に通ったとき、 石膏デッサンでメディチを選ぼうがブルータスを選ぼうが リアルに描ければ 両方を同じようににうっとりした眼差しで見つめ やかんなどの金属物の質感を上手に描けた日には 私はかつてのナルキッソスが水面に移る自分を見たごとく イーゼルに貼付けた紙を見つめていたに違いない。 まぁ数年後に自分のデッサンを見たら、恥ずかしくて真っ赤になるんですけど

          “接待似顔絵”というものをご存知だろうか。

          大好きな彼に振られ、ラコステのハンカチを2枚貰った。

          私には大好きな元彼がいる。 付き合っていた時点で、元彼みんな好きだが、その中でもある元彼(以下A君)は 生涯お付き合いした人の中で、一番燃える恋愛をした人だと思う。 ちなみに、A君は以前の記事で書いたように 私を振ってからも、私の恋心を延ばしに延ばしたのだ。 今思うと、あの時の私は「本日閉店!最終セール!!」を信じて 何度も店に訪れるカモだったに違いない。 そんなA君に振られても、メール(当時はLINEが無かった)がくるたびに 私は日本海のごとく、そしてゴジラ

          大好きな彼に振られ、ラコステのハンカチを2枚貰った。