私が受けてこなかった授業〜リアルな生理事情〜
もしかしたら学校なりに発信をしていたのかもしれない。
でも、少なくとも私はそれを覚えていない。
初めて生理を知った日
私の記憶の中では、生理という存在を知ったのは小4かな…?
クラスの女の子だけが保健室に集められて、
保健室の先生の片方の手には、白くて可愛いうさぎさんのぬいぐるみ、もう片方には当時新鮮に見えた白いナプキン。
白いナプキンをさらに真っ白のうさぎさんに装着し
もちろん血の色なんて見ることなく、
トイレットペーパーで拭く時はこれくらいの量を使いましょうね〜と言われた。
保健室の先生は、口での説明が基本で
もしかしたらプリントも貰ったかもしれないが
少なくとも、その時の私は生理が辛いものとは1億%思っていなかった。
別に保健室の先生がどうとかではないが、
今思うと、小学校の時からリアルな生理の実態と知識を学ぶ時間が欲しかったかな。
リアルな生理が知りたかった訳
ちなみに、私は社会人になるまでは、生理は軽い方だった。
腹痛とか倦怠感はあるものの、薬も飲まなくても多少の我慢で乗り切れる程度。(良くわからんが親が生理痛薬を毛嫌いしていた。)
だから、社会人6年目になっていきなり生理が重くなり、
腹痛で歩けなくなった時は、死ぬんちゃうか自分…と悟った。
また、生理前にやたらイライラや情緒不安定になり、目に見えて人間関係が悪化した。
生理が終わると人が変わったように普通に過ごし、
同時にそんなコロコロかわる自分が嫌で嫌で仕方なかった。
誰にも言えなかったけど、鬱なんだなって思っていた。
だから、医師からPMS(月経前症候群)の症状と診断されたときは、少し気が楽になった。
今は、腹痛などは痛み止め薬、
イライラなどのメンタル症状は漢方を飲んで落ち着いている。
ちなみに、悪化してしまった人間関係は、事情を説明して謝り、修復した。
この経験を経たことで、私は
生理が辛くて学校を休んでいた友達、新卒の時に“ヒステリックだなぁ〜”と思っていた先輩の気持ちをやっと理解した。
というかさ、思ったのよ
やっと理解したって、私、言ってるけど
女の私でも辛さを経験してやっと分かったことなんだよね。
だからさ、小学校の時に1時間程度の口頭ベースのお話をされて終わった子たちや
生理がくると、“心”“身”ともにどんな症状が起きて、個人差の“差”の部分を理解できなかった私のような子や
そもそも保健室にお呼ばれしていなかった男の子たち。
そりゃ理解するのは控えめに言って難しいだろうなって思う。
PMS中に「ヒステリックな女は嫌だね〜」って言われたら絶対ブチ切れるけど。数年前の私ですが。笑
おわりに
もう一度言うが、学校側に対しての非難を言いたい訳ではない。
ただ、もし今生理で悩んでいるアナタや、
周りで悩んでいる子の力になりたいと思っている心優しいアナタ、
是非、病院・女性クリニックに相談や、女性ホルモンについて勉強することをオススメします。
んで、もしかしたら1回で自分にあう先生/処方に出会えないかもしれないけど
自分が納得する先生/処方に出会うまで
諦めずに粘ってみてください。
辛いと思うけど、私は3度目で自分にあう漢方に出会えて、心から良かったと思っている。
だから応援してます!ファイト!
おわり
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?