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シンプルゲームでプログラミングを学ぼう!(24)「打上花火のプレゼント・・・実は機能の再利用」

シンプルゲームでプログラミングを学ぼう!(24)「打上花火のプレゼント・・・実は機能の再利用」

今日のサンプルプログラム・・・> こちら

※できれば以下の記事をさっと見てから開いてくださいね!
※はじめてこのページにお越しの方は、シリーズ(1)からご覧いただき、各回ごとにサンプルプログラムをさわって頂けるとうれしいです。

これまで、サンプル教材 落ち物系ゲーム「ボールドロップ」を少しずつ進化させてきています。※最初に設定した「ボールドロップ」からイメージは大きく変わってきましたが・・・

先回のおさらい → こちら

前回の記事 → こちら

前回の成果

・得点するタイミングで、使っていた「ゴックン!」(Scratchで録音・加工した音データ)を、拡張機能<音楽>を使った楽器音に置き換えてみました。
・鳴る音の高さを「ドミソ」に限定して、3オクターブに振り分けたので、カラフルな和音が響いたかな?
・プログラムをすっきりさせるために”ブロック定義”という方法を使ってみました。

★今回の進化ポイント★

「クリアしたら、ネコさんからごほうびとして、打ち上げ花火がもらえるようにしたい!」

そういえば、だいぶ以前に 「打ち上げ花火」というプロジェクトを作ったことがあるので、そのときのプログラムを使いたいなあ・・・

でも、おなじプログラムをまた打ち込むのは面倒だし・・・
プログラムがごちゃごちゃしてきて、今まで作ったものがこわれたら大変だし・・・

    ・・・実は・・・

別のプロジェクトで作ったプログラムを、Scratchではスプライトごと読み込んで再利用することができます。

スプライトごとというのは、スプライトのプログラムはもちろんのこと、プログラムが使っていた変数、リスト、ブロック、音データ、コスチューム、拡張機能もまるごと・・・ということです。

この時、変数名や、ブロック名、メッセージ名などがかぶってしまうことによる不具合が生じる可能性があるので、読み込む前のプロジェクトのバックアップはとっておきましょう。

プログラミングに限らず、パソコンで複数のファイルを開いて、コピーして貼り付けして、上書き保存したら・・・肝心な部分が消えてしまった・・・なんていう経験はありませんか? (ボクは数え切れないぐらいあります・・・)

ともあれ、別のプロジェクトのスプライトを「書き出し」て今のプロジェクトに「アップロード(読み込む)」することは簡単です。

::::今回のイメージ::::

花火をつくろう!(プログラミング学習用) on Scratch (mit.edu)

別のプロジェクトで作った<花火玉>スプライトを、読み込んで使う。

スプライトの書き出し・アップロード(読み込み)

あとは、

クリアしたときに、「花火玉スプライト」が働くようにメッセージを送れば完了です。



今日のサンプルプログラム・・・> こちら

せっかくここまできたのだから・・・あそこを・・・もうすこし・・・(でも、ゴールはもう目の前かも知れません)

ここをこうしたい! もっとこうしたい!

そういう思いが高まってきた人は、次回の記事もぜひご覧ください。
       ・・・次回に続く・・・

前回までの記事もご覧くださいね。


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