シンプルゲームでプログラミングを学ぼう!(1)「子どもの遊びとプログラミング」
シンプルゲームでプログラミングを学ぼう!(1)「子どもの遊びとプログラミング」
これから数回に分けて、サンプル教材 落ち物系ゲーム「ボールドロップ」を少しずつ作っていきます。
<はじめに>・・・子どもの遊びとプログラミング
子どもたちがプログラミングに興味をもつきっかけは、「自分もオリジナルゲームを作ってみたい」という思いにあると言って過言ではありません。逆にそれ以外に何があるのかな?というところです。
子どもたちは、元来、「遊び」を通して成長するし、そうあってもらいたいと思います。大人にとっても「遊び」は必要
ですが、子どもたちにとっての「遊び」は単なる息抜きではなく、まさに健全に成長するため必須栄養素です。
現在のようにコンピュータ・スマホゲームはもちろん、電池が無かった時代でも子どもたちは、元気いっぱい遊んでいました。
遊び道具、おもちゃが無くたって子どもたちは遊びに事欠きませんでした。あやとり、たこあげ、けん玉、すごろく、おにごっこ、かくれんぼ、ふくわらい、にらめっこ・・・・三角ベース、ドッジ・・・・
伝統的な遊びに興じるだけでなく、身近なものを使ったり、まわりの環境に合わせてたりして遊びを創造する姿もありました。
さて昨今はどうでしょうか?
子どもたちの本質は変わっていないと思うのですが、子どもたちのとりまく環境はコンピュータ・スマホが登場して以来大きく変わってきました。
大人がチームを組んで本気モードで作り上げた完成形に近いゲームに、幼い頃から慣れ親しんでいる子どもたちには、どのような影響があるのでしょうか?
ゲームの過剰使用や依存が心配される今だからこそ、「プログラミング」を使って「オリジナルゲーム」を作るということは、「ワクチン」的な効果も期待できると僕は思っています。
シンプルなゲームでも、自分が頭で考え、手を動かして作れば「成長」につながる「遊び・学び」があります。
ゲーム作りを通して学ぶプログラミング・・・このタイプの入門ガイドブックは書店にもたくさん並んでいます。
僕が今さら・・・とも思いますが、今回、一つ試しに作ってみました。これを素材にゲームプログラミングとはどんなものか考えてみたいと思います
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