シンプルゲームでプログラミングを学ぼう！（４）「まずは材料をそろえてみよう」
シンプルゲームでプログラミングを学ぼう！（４）「まずは材料をそろえてみよう」今回こそは
これから数回に分けて、サンプル教材 落ち物系ゲーム「ボールドロップ」を少しずつ作っていきます。
＜今回こそは＞・・・まずは材料をそろえてみよう
今日は「ゲームに必要な材料」をそろえます。
材料というより「部品」というイメージかもしれません。
前回は、「Scratchとの出会い方」について話が膨らんでしまい、タイトルの内容に到達できませんでした。<(_ _)>
前回のおさらいです
はじめに「部品」を拾い出します。
★場所は海の中
→ 背景は「海中の絵」※１
★落ちてくるものはお宝のカラーボール
バラバラのタイミングがバラバラの位置から落ちてくる
→ 「丸い形の絵」※２ 複数
カラーボールがうまくゴールのコップに入るとポイントゲット。コップは３つ コップによってポイントが異なる
→ 「コップの絵」※ ３つ
さっそくScratchを立ち上げて作業を開始します。
前回はここから話が「Scratchとの出会い方」になってしましました。
今回は、Scratchが立ち上がって、作業ページが開いているところから始めます。（はじめのScratchにさわる方は、先回の記事「シンプルゲームでプログラミングを学ぼう！（３）」 をご覧ください。 ）
作業に取りかかる前に知っておくべきこと・大前提があります。
★「部品」はあとで修正・変更が可能です。Scratchはそれがとても簡単で、ほとんどワンタッチです。だから最初の段階で「完ぺきな材料・部品」にする必要はありません。人物画でたとえると「棒人間」でいいのです。というかその方がいいのです。・・・この段階でこだわりすぎると先に進めません。（とは言うもののある程度の経験を積んで体得すべき”要領”でもあります・・・遠回りが大成につながることも必ずありますので・・・）
最初※に 背景「海中の絵」を用意します
※最初じゃなくても構いませんが
このステージが、拡大表示されるとゲームの本画面になります。
最初の登場人物（スプライト：部品）は、ネコ１匹です。
ステージの背景は白です。
このままでも構いません。あとで好きに変えられます。
でも、今回はこの背景を一瞬で変えて、海にしてみます。
① まず右下の背景をタッチします。
② 背景を選ぶ ここでは、海中の絵を選択
ちなみに、③は自分で絵を描くことができます。（説明略）
④は、保存した画像データを取り込むこともでき ます。
① ステージの背景が海の中になりました！画面が一気に華やかになりました！
② 絵の修正・編集用エディタです。ここはいろいろためしてその機能を体得してください。変になってしまったら、巻き戻しボタン：左回り矢印）がありますし、いったん削除して、再度読み込むこともできるので心配ありません。
③ 背景を付け加えることもできます。一つのステージで何枚もの背景を用意して自由に切り替えることもできます。
次に 部品「カラーボールとコップ」を用意します
同じ物を複数使う場合もまずは１つでかまいません。※
同じ物をコピーすることはコンピュータの得意なところです。
同じようにコップも見つけてクリックします。
もしスプライトが重なっていて見にくいようでしたら、マウスでドラッグして動かします。
大きさも今は１００になっていますが、５０にしてみます。
ネコは使わないので、「表示する」を非表示にします。
背景は、きれいですが、ごちゃごちゃしてスプライトが見づらいのでいったん無地を選択しておきます。
役者（部品：以下、スプライトと言います）がそろいました！
まだ、これらのスプライトは、動きません。
次回は、これらのスプライトに動きをつける命令（コード）を付け加えていきます。この作業がいわゆるプログラミングというものです。
・・・次回に続く・・・
前回までの記事もご覧くださいね。
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