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ボヤキ漫才はドツキ漫才より好き~詩と雑録

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つぶやき、ヘボな詩の、はきだめです。はあ~
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2023年8月の記事一覧

命がけの二枚舌、ショスタコービチと現代の無知なスターリン崇拝者

命がけの二枚舌、ショスタコービチと現代の無知なスターリン崇拝者

ショスタコービチの二枚舌

一ヶ月かけて、チェリーセージの花を、二枚舌のあかんべ草、と観察し、詩を書いた。これは、揶揄でも皮肉でもなく、チェリーセージの賛歌である。チェリーセージがなぜこんな絶妙な姿で咲くのか。キレイとかカワイイでは失礼である。

自然は、人間の思うがままに支配されない。地球が生み出す風という複雑なエネルギーに震える小さい花。よくみると、可憐なというには、あまりに堂々たる造形である

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まつやまち、ちゃう。まっちゃまち、やで。

まつやまち、ちゃう。まっちゃまち、やで。

関西限定こねた、です。

人形問屋街で知られた、松屋町。

関西人は躊躇なく、まっちゃまち、とよむ。人形組合は、年に一度、四天王寺さんを借りて、人形供養をされる。人形供養はその日しかないと思われて、心待ちにされている方も多い。なんせ、日本を代表する人形の街、まっちゃまちの人形供養である。

が、四天王寺さんは毎日随時人形供養をされています。いつでも申し込んでいただけます。人形供養の法要はそのつどな

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聖徳太子の遺言の解釈など~詩1編

聖徳太子の遺言の解釈など~詩1編

毎日散歩で見る花を

撮影するため

西日に焼けつく街にでる

八月のおわり

すでに蝉のこえは滅びた

秋の気配はまだ遠い

木陰のベンチで吹き出した汗をぬぐい

雀をまつ

鳥たちの気配がない

人も歩いていない

スマホの書きかけの原稿を読みかえす

聖徳太子が死のまぎわの高熱のなか

残した歌

「たぎてましものとみのいのみず」

ああ昨日さきだった妃とともに

あのとみのいのみずのほとり

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消費税は経済活動への刑罰でしかない

消費税は経済活動への刑罰でしかない

エスカレーターの片側空けのまちがったマナーは1970年万博から広まりました。
先日、大阪駅でみなさん片側開けしないで2列で静止している場面に遭遇した。

時間をかけて誤解がとけてきたのかもしれない。

🤷

消費税について、インボイスを財務省が言い出したばかりに、法的制度的嘘がばれてきた。

みんな、消費税は消費者が払う間接税で、物

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我らが海は神の子捨て神話が始まり。

夢洲と、さらに沖に作られた新たなゴミ処理場。
将来、ここでオリンピックでも、やるとか言い出しかねない。

国産みの泡立つ海のただなかに蛭子を捨てよ溶けゆく魂魄

原口一博さんの動画より。関空にむかう旅客機より。

14年前に廃止された、大阪市バス定期観光バス虹号です。

あきれたのは、この観光バス。四天王寺立ち寄り時間が、四時すぎ。
六時礼賛堂しか開いていません。あと、亀の池さえ見せておけば、ほかに四天王寺に見る価値はないという、市の観光センス。
いつも、憤慨してました。

断酒会の帰り道
今日は観音様の千日詣りの功徳がいただける。断酒会の一日断酒も、重みがちがう。
墓参りのお供えの酒で、つまずいたこともある。
仏様なんだから、お酒はいらない。
仏前にお酒は欠かせないと思われている方は多いと思います。極楽浄土にいらっしゃるのに、お酒は不要ですね😃

猛暑だ
もうしょうがない
昼寝して
断酒会にゆく
曜日をまちがえた明日だ
ローソンストア100で
みかん缶とパイン缶と竹輪を買いだめ
缶詰は重たい
公園のベンチで日が暮れる
文明が壊れてゆく
こんな社会にしたじじいの一人なんだ
ごめんなさい
泣いた

風が吹いたら桶屋がもうかる~連想と論理のちがい

風が吹いたら桶屋がもうかる~連想と論理のちがい

風が吹いたら桶屋がもうかる。

要約すると、埃が舞い上がり失明する人が増える、昔は盲人の職業は三味線ひきが代表だったから、三味線が増産され猫が殺される、と鼠が増えて桶をかじる。

一種の笑い話ですが、実は、科学や哲学の基礎を学ぶとき、重要な問題をはらんでいます。論理を偽装して、こういう連想が語られがちです。

最近も、Covid19のパンデミックの情報に、まずマスクが買い占められました。これは、理

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