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企業が「アート」を取り入れるべき『効果』を考える!【アート活用の直接的な効果」と間接的な効果】

今回は企業がアートを活用することで得られると考えられる〈直接的な効果〉〈間接的な効果〉についてご紹介します!


アート活用の「直接的な効果」

◉自社製品・サービスへの活用

■市場での差別化

noteでも何度もお伝えをしてきましたが、やはり1番の効果といえば『市場での差別化』でしょう。

目まぐるしく世の中が変わり、どんどん新しいモノが出てきている昨今。
機能的な差別化がどんどん難しくなっています。

そうなると、価格競争になってしまい、経営が難しくなってきてしまう企業も増えているのが現状です。

kakutellでご提案したいのは、機能的な差別化ではなく、ユーザーの心を動かす差別化としてアート活用のご提案をしています。


■売上向上に直結するブランディング

ブランディングと一口に言っても様々ありますが、ここではいくつか具体例をご紹介します。

・パッケージデザイン

最近は「パケ買い」「パケ教」なんて言葉もあるくらいユーザーの購買心理に重要な要素になっています。

興味深いアンケート結果が掲載されていました!

パッケージのデザインが購入の決め手になった商品はありますか?
女性の49.2%、そして男性の37.6%が、パッケージのデザインが購入の決め手になった商品が「ある」と回答しています。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000891.000044800.html

【女性】どういった商品で、どのようなパッケージだった?購入の決め手になった理由は?
・「花柄が可愛かった」シンプルで可愛い感じが自分の好みだったから(30代・女性)
・「口紅でパリ風の可愛いデザイン」機能性が良く、更にデザインが可愛かったので気分が上がると思い決め手になった。(30代・女性)
・「せんべいで、和のような洗練されたデザインだった」煎餅は若い人が食べるというイメージはないが、そのパッケージによってかっこよさが表現されていたから(20代・女性)

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000891.000044800.html

【男性】どういった商品で、どのようなパッケージだった?購入の決め手になった理由は?
・清涼飲料水はロゴやタイアップキャンペーン等(30代・男性)
・「モンスターというエナジードリンク。デザインが野性的でカッコいい」かっこ良くて、自分自身の気分を上げてくれそうで良いなと思った。(30代・男性)

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000891.000044800.html

パッケージデザインが購入の決め手になることは「まったくない」と回答した女性は9.8%のみ

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000891.000044800.html

「商品を購入する際、パッケージのデザインが購入の決め手になることが『やや多い』」その理由は?
・パッケージをそのまま小物入れとかに使えるから(20代・女性)
・デザインに可愛さやオシャレだなと思う要素が入っていると、つい手に取って、中身が気になってしまうから。(20代・女性)
・購買意欲が湧くきっかけになるから。(20代・男性)

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000891.000044800.html
kakutell参加アーティスト「meju」作品


・キャンペーン広告

最近良く見るようになったアート(イラスト含む)を使用した「キャンペーン広告」。大手企業もどんどん取り入れているのをご存知ですか?

SNS広告が当たり前になった現在では消費者もSNSのタイムライン上に掲載される広告に見慣れています。そのため、ユーザーが引き込まれるストーリーや、一瞬で目を惹きつけるようなビジュアル的な表現は広告効果を高めることが期待できます。

☑️インフルエンサーが持つフォロワーへの影響力をプロモーションに活用できる
☑️商品・サービスのアピールポイントをイラストや漫画でわかりやすく表現できる
☑️「いかにも広告」感が少なく、SNS上でコンテンツと自然に馴染む

https://www.licensing-x.com/20230921illustrationinfluencer/#index_id1
kakutell参加アーティスト「MUCHI」作品

◉オフィス内での活用

■企業イメージのPR

企業のイメージや理念・考えなどをアートで可視化したものを企業の〈Webサイトへの掲載〉〈名刺〉に使用すれば社内外に「私たちはこんな企業です」をPRできます。

「ロゴを変えたら企業イメージがアップした」
「社内の様子を公開したら好感が持てた」などそれに近いと思います。

営業先で初対面の方にお会いする時もきっと好印象を持たれるでしょう。
kakutellでもVISION  ARTを名刺にしてからお褒めの言葉をいただくことが増えました!

kakutellの名刺 ※2024年5月現在

■社員のモチベーションやコミュニケーションの増加

オフィス内にウォールアートを導入した企業にこんな研究結果が発表されています。

・社員同士のコミュニケーションが向上したと感じた割合…約82%
・モチベーションの向上を感じた割合…約64%
・ストレスの減少を感じた割合…約84%

経済産業省 「アートと経済社会について考える研究会」 企業におけるアートの戦略的な活用に関する動向/アートがもたらす効果に係る研究

「オフィス内に直接描くのはちょっと…」
「コストを少し抑えられたら…」
こんなご相談も大歓迎です!まずはお気軽にご相談くださいね!!


アート活用の「間接的な効果」

ここからは企業が「アート活用」を取り入れることで得られるであろう〈間接的な効果〉についてご紹介します!

■社員の自社への愛着の増加

まず抑えておきたいところは『自分の会社がアートを活用している』ということ。

具体的に社内(例えばオフィスアートなど)や社外(商品・サービスへの活用l)に関わらず、「自社でアートを活用すること」が誇らしく感じたり、かっこいい事をしていると感じ、潜在的に自社への愛着が増加する事と思います。

■社員の実力向上の変化

最近更新された経済産業省の資料に興味深い研究結果が掲載されていました。

アートを積極的に取り入れている企業では、社員の問題提起力、想像力、実践力、共創力等への意識が高いことが判明した。

経済産業省 「アートと経済社会について考える研究会」アート投資企業の社員の特徴に関する研究

今まで企業のアート導入に関しては「創発性の向上」が言われていましたが、それだけではない事が分かったのです。

■採用における間接的な効果

クリエイティブディレクターである水野 学氏の著書『「売る」から「売れる」へ。水野学のブランディングデザイン講義』よりこんな記載がありました。

採用活動にも良い影響が生まれるはずです。優秀な人材が入ってきやすくなります。自分の身になって考えてみてください。同じ業態で、条件がほぼ同じ2つの企業があったとして、片方のブランドイメージが圧倒的によかったら、ふつうはそっちを志望しますよね。

水野学著書:「売る」から「売れる」へ。水野学のブランディングデザイン講義

アート活用はブランディングに効果的であるとお伝えをしてきましたが、このように ”間接的に” 採用にも効果的であると私たちは考えます。


最後に

企業のアート活用は社内外に直接的な効果が生まれ、さらには社員・採用(求職者)にも間接的な効果を生むと考えられます。

ここまで読んでくださった方の中にも、ご興味をお持ちくださった方もいらっしゃるかもしれませんが

「自社ではどう活用すれば?」
「こういう結果に繋げたいけどどうすれば?」

など疑問に感じることもあるかと思います。

kakutellでは、まず経営者さま・ご担当者さまにしっかりとヒアリングを行い、最適な「アート活用」のご提案を目指しています!

まずはお気軽にご相談くださいね!

久しぶりに長い投稿になってしまいましたが…
最後までお読みくださりありがとうございます!




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