三重県減税会

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三重県減税会のnoteです 連続小説『光の戦士たち』好評連載中! 当会では会員様の寄稿をお待ちしております。

最近の記事

光の戦士たち(17)消費税減税の請願 しのぶの意見陳述【小説】

## エピソード: 市議会での意見陳述 ### 登場人物 - **祭あつし** 光の戦士たち 主役 - **紺野しのぶ** 消費税減税の請願を出す - **館山敏宏** 市議会議員  - **広島心平** 市議会議員 しのぶの住む市では請願提出者が意見陳述し、その後議員が簡単な質問をする。また、わずかではあるが日当も出るのだ。 --- 宿泊税を導入したい広島議員が質問の口火を切った。 **広島議員:** 「総務委員会で議長を務める広島です。さて早速ですが、今回の消費税

    • 光の戦士たち(16)消費税減税の請願【小説】

      **エピソード: 紹介議員と消費税減税の請願** **登場人物** - 祭あつし 館山とときどき飲みにいく仲 - 館山敏宏 市議会議員 減税会を毛嫌いしている - 紺野しのぶ 減税アクティビスト  「地方自治は民主主義の学校である」 (ジェームス・ブラウン  イギリス政治学者) **Scene: カフェにて** 祭あつしがカフェに到着すると、胡蝶しのぶが手を振って迎える。 「しのぶさん、お久しぶりです。」 「急に呼び出しちゃってごめんね〜。でもユウヤ様の動画を見た

      • 光の戦士たち(15)事務事業評価を見る にぎわいのあるまちづくり事業【小説】

        エピソード: 事務事業評価『にぎわいのあるまちづくり事業』 **登場人物** - 祭あつし 最近減税会に入会した - 武田徳太郎 大学で歴史を学ぶ  - 風谷蒼 公共政策を学ぶ大学院生 趣味は読書とアーチェリー 祭:「蒼さんと会うのはアーチェリーのとき以来だな。」 祭は少し遅れて待ち合わせのカフェに到着した。 なにやら、蒼と武田は熱心に書類に目を通している。 祭:「たけちゃん、何を見ているの?」 武田:「事務事業評価だよ。」 祭:「なんなの?事務事業評価って?」

        • 会員様寄稿【連続小説】幸吉Ⅱ(3)うみのいえプロジェクト

          幸吉 (2代目花屋オーナー 青年会議所所属) 三橋剛士 (伊勢志摩大学 自然環境リテラシー学 教授) 神谷茜 (伊勢志摩地域おこし協力隊) **場面: 総務省主催の講演会** 総務省が主催する「地方創生と少子化対策」という講演会に、幸吉はスタッフとして参加していた。 講演会の後、幸吉は三橋剛士教授に声をかけられた。 「幸吉さん、少しお話ししたいことがあるんですよ」 「もちろんです、何でしょうか?」 と幸吉が答えた。 「この地域で新しいプロジェクトを考えているんです。

        光の戦士たち(17)消費税減税の請願 しのぶの意見陳述【小説】

          会員様寄稿 Sex Pistols 和訳 イギリス労働党政権 揺り籠から墓場まで 若者の無気力 

          ### 「God Save the Queen」和訳 女王陛下万歳 ファシスト政権は 国民を白痴にする 水爆並みに 女王陛下万歳 女王は人間じゃない 夢見るイギリスの 未来なんてない 何が買いたいか 何が必要か 政府の命令なんてウンザリ 未来はなくて、お先真っ暗 神は女王を救う 神とはいえ男だもんな 俺たちは神が救った女王を 敬愛してるんだ 女王陛下万歳 観光客は金 我々の女王は見た目とは違う 神は歴史を救う 神は狂ったパレードを救う 慈悲深い神よ 全ての罪はプラ

          会員様寄稿 Sex Pistols 和訳 イギリス労働党政権 揺り籠から墓場まで 若者の無気力 

          会員様寄稿【連続小説】ラコタ(7)台湾有事は日本の有事 平和 完

          期限の日が迫る中、岸田首相はバイデン大統領に電話をかけた。 「今まで台湾有事は日本の有事と言って頑張ってきたのに、この仕打ちはひどい」と岸田は訴えた。 バイデンは冷たく答えた。「こちらはウクライナやイスラエルの支援で手一杯なんだ。そうそう、さらなるウクライナへの支援はよろしく頼むよ。」 岸田は食い下がった。「それはあんまりだ。我が国はどうすればいいんですか?」 バイデンは冷淡に返答した。「自分の国のことは自分で考えるべきだ。」そして、バイデンは電話を切った。 いくら

          会員様寄稿【連続小説】ラコタ(7)台湾有事は日本の有事 平和 完

          会員様寄稿【連続小説】ラコタ(6)台湾有事は日本の有事 中国の核恫喝…

          中国は突然、鹿児島県の村に対して、1週間後に戦術核を撃つと宣言した。 人口は300人程度の小さな村である。 小さな村でも日本の領土である。 日本政府は即座に反応し、「そんなことは許されない」と国連に提訴した。 しかし中国は、日本が中国の主権を侵害し、台湾を侵略しようとしていると主張。 「これは国家の自衛権の行使であり、正当な行為である」 と強硬な姿勢を崩さなかった。 日本政府は急いでアメリカに核攻撃の場合の反撃を求めたが、アメリカ政府は「日米の死活的利益を脅かすものでは

          会員様寄稿【連続小説】ラコタ(6)台湾有事は日本の有事 中国の核恫喝…

          会員様寄稿【連続小説】ラコタ(5)台湾有事は日本の有事 納涼祭 アメリカの戦線離脱…

          お盆前、直人たちが駐屯する基地では納涼祭が行われていた。 基地内の広場にはブルーシートが敷かれ、隊員たちはお酒を飲みながら楽しんでいた。 皆、明日から帰省する予定でリラックスムードだ。 美嘉は店に来る女の子たちを連れて、納涼祭に参加していた。若い隊員たちは可愛い子が来て、とても喜んでいた。 「美嘉、ありがとう。みんな喜んでるよ」 「ウチはこんなことしかできやんけど、喜んでもらえて嬉しいわ」 と美嘉は微笑んだ。 「けど、ニュースのアメリカが経済制裁を解除ってなんなん」 と

          会員様寄稿【連続小説】ラコタ(5)台湾有事は日本の有事 納涼祭 アメリカの戦線離脱…

          会員様寄稿【連続小説】ラコタ(4)台湾有事は日本の有事 墜落の原因…

          桜林の声が部屋に響いた。「なんだよ、部品のつけ忘れって!」 墜落の原因は、整備士の和田が部品を付け忘れたことだった。連日の激務が原因で、彼は疲れ果てていたのだ。 桜林は怒りを抑えきれずに叫んだ。「どう責任取るんだよ!」 和田は黙ってうつむいていた。そのとき、和田に直人の部屋に来るよう連絡が入った。 和田は緊張しながら直人の部屋に入った。「失礼します。」 直人は落ち着いた声で言った。「今回の件はすべて報告を受けている。」 和田は覚悟を決めた。「どんな処分でも甘んじて

          会員様寄稿【連続小説】ラコタ(4)台湾有事は日本の有事 墜落の原因…

          会員様寄稿【連続小説】『ラコタ』(3)台湾有事は日本の有事 救出

          基地に戻った直人は救助の指揮を取ることとなった。 救出チームが迅速に出動。ヘリを操縦するのは桜林大貴だ。 彼らは海上を捜索し、墜落したヘリの行方を追った。 「機体を発見、大破しています!」 桜林の声が無線から響く。 「了解、乗組員を引き続き捜索せよ。」 直人は冷静に指示を出す。 しばらくすると、救出チームの一人が叫んだ。「あれを見てください!人が!」 なんと、生存者がいたのだ。 「こちらアパッチ、モヒカンどうぞ。」 桜林が無線で報告する。 「生存者を確認、これより救

          会員様寄稿【連続小説】『ラコタ』(3)台湾有事は日本の有事 救出

          会員様寄稿【連続小説】『ラコタ』(2)台湾有事は日本の有事 直人の部隊のヘリが墜落…

          中国人民解放軍による台湾封鎖から3ヶ月がたった。 台湾周辺では航行ができなくなり、タンカーや貨物船は迂回を余儀なくされた。 そのため、様々な生活用品が値上がりし始めた。 さらに政府は早々と嗜好品の増税を決定し、タバコと酒税が上げられた。 しかし、増税した分は東日本大震災のときと同様に、現場の自衛官の装備や補給に回ることはなかった。 政治家の支援団体へのバラマキや官僚達の天下り予算となった。 また、「頑張れ!台湾」キャンペーンが開始され、テレビや新聞で贅沢や不要不急の活

          会員様寄稿【連続小説】『ラコタ』(2)台湾有事は日本の有事 直人の部隊のヘリが墜落…

          会員様寄稿【連続小説】『ラコタ』(1)台湾有事は日本の有事 台湾封鎖

          登場人物 金城直人 (Naoto Kingyo): 29歳、鹿児島出身の自衛官。真面目で責任感が強く、部下たちからの信頼も厚い。 井村美嘉(Mika imura): 27歳、アメリカンバー「ラコタ」を経営。直人に密かに想いを寄せている。 舞台 九州の自衛隊基地 アメリカンバー「ラコタ」: 直人とその部下たちがよく訪れる場所。地元の人々も集まり、賑やかな雰囲気のバー。 アメリカで市民が軍人に一杯酒を奢らせてくれ、というようにラコタでも同様のことがある。 プロローグ 九州

          会員様寄稿【連続小説】『ラコタ』(1)台湾有事は日本の有事 台湾封鎖

          光の戦士たち(15)シャンパンタワーと再エネ賦課金 国民の電気代が海外投資家に…【小説】

          登場人物  祭あつし:25歳 市役所勤務  三浦智久:29歳 コンサル会社社長 祭の大学時代の先輩 祭あつしは高級ラウンジの入口でスマホを確認していた。 「三浦さんが来いって言ったお店はここで間違いないな。」 今から会うのは大学の先輩であり、今やコンサル会社の社長である三浦智久だった。 「お疲れ、祭。飲みに行かないか?」 三浦からの誘いは突然だったが、祭は少し迷ったが飲みに行くことにしたのだった。 ラウンジに入ると、煌びやかなシャンパンタワーが目に入った。すぐに三浦が

          光の戦士たち(15)シャンパンタワーと再エネ賦課金 国民の電気代が海外投資家に…【小説】

          会員様寄稿【恋愛小説】幸吉II (2)スナックでのひととき

          幸吉は、夜な夜な青年会議所(JC)のメンバーと飲みに行っていた。花屋の経営は母と妻に任せている。 しかし、花屋はそう儲かるものでもなく、幸吉は他の稼ぎの良いJCメンバーを羨ましく思っていた。 その夜も、幸吉はJCのメンバーとの飲み会に参加していた。 間宮宏は鵜方で小料理屋を営む2代目である。彼も青年会議所のメンバーだ。 間宮宏:「幸吉さん、新婚生活はどうなんですか?さおりさんに尻に敷かれてるんじゃないですか?」 ごまかすように笑って、「いやいや、そんなことないよ。さお

          会員様寄稿【恋愛小説】幸吉II (2)スナックでのひととき

          会員様寄稿【恋愛小説】幸吉II (1)幸せな日々

          登場人物 幸吉:42歳 花屋オーナー 青年会議所所属 さおり:37歳 幸吉の妻  幸吉は、かつての恋人、くみと別れた後、さおりと結婚していた。現在は実家に幸吉、幸吉の母、そしてさおりの3人で暮らしている。 ある朝、食卓での会話が始まった。 さおり:「お義母さん、洗濯と掃除は私がやりますから、休んでください。」 幸吉の母:「ありがとう、さおり。でも、これは私の日課だから気にしないで。」 幸吉:「さおりの料理、本当に美味しいよな。毎日感謝してるよ。」 さおり:「ありが

          会員様寄稿【恋愛小説】幸吉II (1)幸せな日々

          会員様寄稿【短編小説】スナックSAYUKI (1) ティファニーで朝食を

          「富める者はますます富み、貧しき者は持っている物でさえ取り去られるのである」 ―新約聖書マタイ伝13章12節― *登場人物* -前手彩友紀(38歳): スナック『SAYUKI』ママ オードリー・ヘプバーンに似ている 小柄 -ユキ(27歳): チーママ 細身 -リナコ(28歳): 新人 ぽっちゃりだが本人は自覚していない。 -氷川康夫(54歳): LGBTトランスジェンダー あだ名やっくん オカマバー『ネコ』のママ 今夜のスナック【SAYUKI】は、チーママのユキとぽっちゃ

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          会員様寄稿【短編小説】スナックSAYUKI (1) ティファニーで朝食を

          ¥220