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清澄白河ではたらくひとの物語

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『人は環境の子なり。』 良く聞くことば。 本当に、ひとりひとり 必要とする事柄が違う。 でも、 必要とする最初の事は 良質な人間関係の上にあり そこからはじめて。 …
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#私の仕事

#10  選択

#10 選択

緊急事態宣言中だからこそ、

何か形にのこしたかった。

前回、初めての、自粛で、

自分自身が出来る事を、みんな手探りでしていました。

今回ははっきりとしていました。

『大変な時期だからこそ、感謝する』

お客様に、さらに知ってもらいたい。

入ったばかりの、スタッフに

最初を知って欲しい。

これから、選んでくれる、
美容師さん、学生さんに

想いをつたえたい。

この気持

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#8  周りの人を嬉しくさせる言葉とは?

#8 周りの人を嬉しくさせる言葉とは?

YUYを語る上で、もう一人

重要な人がいます。

その子は、YUYが出来る年の

春にやってきました。

その時は

入社してすぐ、

新店舗が誕生し、一人でアシスタントをするという経験を

するとは、

この春の時期は、ベージュのsちゃんは思ってもいなかったと思います。

そんな、春から秋までの、

あいだに

自分から、先輩に聞きに行って


『学び』

学んでは、

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#7 自分達も成長するために、組む。



ここで、改めて何故この3人なのか?

しかも、全く違うと言って良いくらいの

三者三様

さあーと、辞典で調べたのが

こちら。

『意味は、三人の者がいれば、三つのやり方・考え方・さま・様子・形がある。』

まさに、

僕らを見て、

長い白髭の、仙人みたいな方が

筆をこちらに立てながら

書いた言葉じゃないかなと思う内容。

だから3人で、組んだら面白いなと思い

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#5 自分が決めた大切な気持ちよりも、大切なひと。

#5 自分が決めた大切な気持ちよりも、大切なひと。

まだ、開店して、
4ヶ月辺りのおはなし。

美容室で、言えば、

『はじめまして』から

『この前はいかがでしたか?』

の言葉に移り変わります。

賑やかな、お店になり始めていた頃

『そろそろ、リクルートしないと』と思いつつも、

赤色のs君が参加するまでは、

何がなんでも三人でやろう!という

気持ちがあったので、

採用は考えていませんでした。

そんなある日、

一通のメールが、送られ

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#3 同じ街ではたらく人達を紹介する

#3 同じ街ではたらく人達を紹介する

2016年11月9日水曜日晴れ。

cotoが、openしました。

最初の3人は、

青色のk君と緑色のm君と茶色のoちゃん。

「あれ?赤色のs君は」

「あんなに、話しあってたのに。」

「いないんかい!」

など、

色々な憶測が湧くと、思いますが、

この場面では、まず、

茶色のoちゃんのおはなし。

openしてから、今も、

清澄白河の、沢山のお店に

休みの日に、通っ

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#2 人から人へ。

#2 人から人へ。

街のコーヒー屋さんのオーナーさんから

不動産さんを紹介して頂き

無事に契約。

不動産さんの紹介の、デザイナーさんと、

店舗デザインを決めていよいよ、工事。

工事は、後輩の知り合いの、工務店さんにお願いし、完成。

いよいよ塗装へ。

塗装は、後輩の美容師二人に深夜2時まで、ペンキだらけになりながら、の連日。

無事に、真っ白なキャンパスになった内装へ鏡を。

鏡は、後輩

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#1 仕事はどこでよりも、誰と。

#1 仕事はどこでよりも、誰と。

むかし、むかし。

では無く、今から5年前くらい。

cotoが、まだ、清澄白河にない時のおはなし。

美容師歴18年の3人。

『お店の名前どうしようか?』

『今までに、されて嫌だった経験、あまり必要なかったことは、働くスタッフには全てやらないようにしよ。』

『そうだ。』

『してもらって良かった事は、長く続くお店の中の文化にしよー。』

『未来のために、良いモノを残し、自分達

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