知られざる世界の美味探訪~甘い誘惑編~【パレスチナ現地滞在記 #21】
大晦日にこんばんは、
中東パレスチナのフェアトレードブランド「架け箸」です。
コロナ禍で創業して初めて現地に行けることになり、
滞在記を毎日更新していました。
帰国しましたが、書ききれていないエピソードを書き溜めていきたいと思います。
旅先で最も気になるのが食べ物、という方が多いのではないかと思います。
パレスチナは中東と地中海の味覚が合わさった独特な食文化を持っていて、新鮮な野菜や果物から脂っこい濃い口の一皿、あまーいデザートまで揃い踏み。
滞在記#21では甘い誘惑達をご紹介します。
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①クレープのような「カタ―エフ」
道で売っていて思わず近寄ったのがこちら:
断食月にも食べられる「カタ―エフ」。
混んでいたので並んでいたら、ママさん達が英語で「チーズが入ってるやつとナッツのがあるよ」と教えてくれて1つずつ注文。
前者はしょっぱめ、ナッツは甘めでシナモンも効いていて美味しいです。
②旬の果物の「みっくちゅじゅーちゅ」
このネタが通じるのは関西の人だけでしょうか。
パレスチナはフルーツがめちゃめちゃ美味しい!ということで、
地元民もお墨付きの老舗のジューススタンドへ。
一種類でも注文できますが、ざくろや梨など、季節のフルーツをミックスできます。
おすすめの組み合わせを店員さんに聞いてみるのもアリです。
③赤ちゃんおめでとう「マガリ―・アウ・キャラウェイ」
パレスチナやシリア、ヨルダン、レバノンで赤ちゃんが生まれた時のお祝いで食べられることもあるというこちらのデザート。
夏は冷たく冬はあったかくして食べるんだとか。
キャラウェイという植物を主材料にしたプリンのようなスイーツで、
こちらをいただいたナブルスという町の名産なんだそうです。
架け箸の協働パートナーのお母さんがギフトで作ってくださいました。
④ド定番「クナーファ」
最後にご紹介するのはパレスチナを訪れる旅人が絶対に食べて帰る「クナーファ」。
パリパリとした生地のなかにはナブルシチーズというこれまたナブルス特産のチーズが。塩味と甘みが絶妙なパレスチナに欠かせないお菓子です。
隣のデザートは初見だったのですが、同じくチーズ入りのものとナッツ&シナモン入りのものがあり、パリパリとしっとりがベストマッチでした。
もっと色々美味しいものはありますが、あとは現地で直接出会ってみてくださいね!
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これまでの食編⇒
次回もお楽しみに!
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