【体験談】大学一年生の時に宗教カルト団体に勧誘された話

今回は政治や国際関係についての堅い話ではなく、自分が一年生の時に遭遇してしまったカルト集団の勧誘について書いていきたいと思います。あっという間に4月になってしまいましたが、今年「ピカピカの一年生」で大学生活デビューする方は是非新興宗教やカルト集団には気を付けましょう、本当に取り返しのつかないことになりますよ。これらの集団に取り込まれれば最後、離脱ができないどころか、生活の隅々までに影響を与え、結果的にあなたの人生を彼らが望む色に染め上げてしまいます。今回は自分が一年生の頃に大学で宗教系サークルに勧誘されてしまったことについて書きたいと思います。自分の経験から皆さんが何か学べれば幸いです

それはある日の夕方、入学してから1ヶ月、丁度大学生活が慣れてきたという頃の話。「オトボケ」（早稲田近辺の定食屋、お一人様に優しい場所）で夕食を済ませ、大学構内を経由し家へ帰る途中でした。比較的時間が早い7時頃、構内の人は多くなく、帰宅する学生や教員が数名といったところでした。自分もさっさと家に帰ろうと思って、早歩きでスタスタと歩いてたところ、急に声をかけられる。

「こんばんは、ちょっとお時間いいですか、一年生の方ですよね？学生団体で、今新入生を対象に学生調査をやっていまして、協力してくれませんか。」

と見た目大学生、胡散臭くもない、爽やかな男性が声をかけてきた。5分ぐらいで、質問に答えればいいということなので、当時の自分は協力することにした。その後、その男は自分に「将来の夢とかってありますか？」、「大学では何学部ですか？」、「何んで早稲田大学を選びましたか？」など当たり障りの無い質問を投げかけてきて、それに自分は答えた。自分は元々日本で外交官になりたくて政経学部に入ることを決めたことや、海外で大半の時間を過ごした為に大学は日本で学びたかったからなどと正直に答えた。するとその男は急に自分の「学生団体」について話だす