死ぬほど生きたいって死ぬまで言えない
憂鬱だけど生きてる。そんなに綺麗じゃないけど、涙が溢れそうになって、絞り出したような俺の声は、生ゴミ漁るカラスのようだった。君を見る事も、君という存在を確かめることさえも、何もできない俺は、死にたいわけでもないし、特に生きていたいという気持ちもない。君のいない人生なんて無価値なんて思うけど、その君なんて人は俺にさほど興味はない。ていうか俺が生きようが死のうが世界は興味ない。俺のこの感情は憂鬱と杞憂の憂のあいだ、つまり「鬱杞」程度のものであって三日もすれば美味いもん食って、寝て