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雑記

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その他、他愛もないことを書きます。
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#育児

育児を経験した親は口を揃えて言う。ひとり暮らしの家事は楽園だったと。

育児を経験した親は口を揃えて言う。ひとり暮らしの家事は楽園だったと。

※育児が大変であるという苦労自慢をこれから展開する。普通の大人なら苦労自慢なんてしないものである。でもあれだけ大変だったんだ。せめて自慢くらいさせてくれ。

育児の苦労というと、寝かしつけや授乳など、子育て行為そのものの苦労にフォーカスされがちである。しかし、僕は子育て行為そのものだけではなく、子どもがいるだけで、炊事・掃除・洗濯といったレギュラー家事の難易度もグッと上がるという点も重視すべきだと

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子どもによる「なんで?」攻撃に対する哲学的考察

子どもによる「なんで?」攻撃に対する哲学的考察

あなたならどのように答えるだろうか?

2歳yearも後半に差し掛かってきた我が息子は、絶賛「なんで?なんで?」期の真っ最中。3歳を少し過ぎたばかりの甥っ子も同様だ。

彼らの「なんで?」の使い方は実に多彩で、クリエイティビティに富んでいる。誰に教えてもらったわけでもないのに、彼らは「なんで?」を「質問」「詰問」「要求」「感嘆」など、さまざまな場面で使い分ける。

「なんでお菓子をくれないの?」は

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大変さマウント合戦を終わらせにきた

大変さマウント合戦を終わらせにきた

子育てはナメられがちな仕事だ。

僕はいま、ちょっとだけ仕事を休んで家にいるわけだが、「家にいたら暇ちゃう? 何するん?」と言われることが多い。

まるで、1人暮らしの若い男が、皿洗いを効率化するかのように、テキパキやれば1時間くらいで終わるような仕事だと思われがちである。

今の僕は、家事をほぼ全て僕が担当していて、子どもの面倒も見ているわけだが、家族3人分の掃除・炊事・洗濯・買い物よりも、子ど

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母親の子育ては、クリエイティブだ

きのう、息子が不機嫌で、なかなか離乳食を食べなかった。

「あ~んしてごらん、あ〜ん」
「びえ~ん!え〜ん!!」
「ほら! あ〜ん!」
「え~ん!」

困惑する僕。泣き続ける息子。

もう諦めてミルクを与えようかとおもったときに、我が家のCEOが現れた。

「あ! ご飯の下のお皿にクマさんが隠れてるね~! 頑張って食べたから、ちょっとお耳さんが見えてるよ〜! チラッ! もっと食べたらクマさんこんに

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家事と育児を押し付けて、生産性の低い長時間労働に勤しみ、イキる男たち。

男性の家事・育児休暇への参加率は世界でも圧倒的に低いらしい。

その結果、多くの女性が非正規雇用にならざるを得ないらしい。

その結果、子どものいる女性の賃金は、男性の半分以下になるらしい。

その結果、世界の中でもトップクラスで男女の睡眠格差が大きいらしい。(女性が全然寝ていない。)

その間、男性は世界トップクラスの長時間労働に時間を捧げているらしい。

で、日本は1人あたりの生産性は世界でも

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赤ちゃんは「さ、寝よか」とは考えない。

これは子育てをする前には気づかなかった盲点だ。赤ちゃんには大人の常識は通用しない。

どういうことか? 大人は就寝する際、「さ、明日も早いしそろそろ寝なあかんなぁ…横になって目つぶるか…」と、考えてその通りの行動に移す。これは意外と高度なことをしているのだ。まず、下記の3つの前提を理解していなければならない。

【1】自分の調子が悪い原因は、眠気である。

【2】眠気は睡眠によって解消できる。

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油断すると、二兎を追う日々。

「二兎を追うものは一兎も得ず」

進撃の巨人風にいうと「何かを変えることのできる人間がいるとすれば、その人は、きっと…大事なものを捨てることができる人だ」。

こんなことはとっくの昔から見抜かれていて、なんども違う言葉で繰り返し忠告されているというのに、頭で理解しているのと実行するのは随分違う。英語を勉強して、データサイエンスを勉強して、本も欠かさずに読みたいとして、月に4日は仕事をして、育児と家

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「育休1年も取らせてくれるなんて、ええ会社やな」の違和感と、会社決定論について。

そもそも育児休業制度を、個別の会社が定めている制度と勘違いしている人は多い。しかし、これは国が定めているものだ。勤続年数や勤務日数などによって若干の制約はあるが、ほとんどの場合、正社員なら誰でも取れる。そして企業は制度上、拒否できないし、不当な扱いをすることは禁じられている。

つまり、取らせてくれるのが、当たり前なのだ。

では、なぜ育休を取れる会社は、「ええ会社」なのだろうか?

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