油断すると、二兎を追う日々。

「二兎を追うものは一兎も得ず」

進撃の巨人風にいうと「何かを変えることのできる人間がいるとすれば、その人は、きっと…大事なものを捨てることができる人だ」。

こんなことはとっくの昔から見抜かれていて、なんども違う言葉で繰り返し忠告されているというのに、頭で理解しているのと実行するのは随分違う。英語を勉強して、データサイエンスを勉強して、本も欠かさずに読みたいとして、月に4日は仕事をして、育児と家事をしつつ、妻へのフォローも欠かせない。

正直、他にやりたいことも山ほどある。禅寺にいって坐禅を指導してほしいと思っているし、オンラインサロンにも入りたいと思っている。友達とも遊びたい。引っ越し先も考えねば。(そして、noteも書かねば)

しかし、欲求が湧き出てくるたびに忠告を思い出す。そこで、アルミンとエルヴィンを見習って、とりあえず、捨てられるものを捨て始めたところだ。掃除の頻度を減らして、手の込んだ料理を作ることはやめた(育休を始めたばかりの四月は3食を全力投球していた)。坐禅も、オンラインサロンも、しばらく諦めることとする。友達の誘いも、ほぼ断っている。

そして、勉強に集中する時間を1日3時間つくってもらった。この時間はデータサイエンスの時間だ。英語の勉強は、息子を抱っこしながら本を読む、英語の動画を見る、などのやり方で無理やり実行している。これでも十分、何兎かを追っている。まだ足りないだろうか。悩ましい。

しかし、リヴァイ風に言えば「未来は誰にもわからない」ということだ。だから好きな方を選ぶ。

1回でもサポートしてくれれば「ホモ・ネーモはワシが育てた」って言っていいよ!