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サークルムーブは育成年代で習得しておこう
サークルムーブとはオフェンスにおいてドライブと同じ方向に、ひとつの環のようになって同じ方向へ動くチームプレーのひとつです。
サークルムーブには個人技術が未熟でもチームとして攻撃する機会が増えるので、ひとりでゴール下までドライブできなくても、チームプレーとしてシュートチャンスを増やすことができます。また、チームのエース格がシュートまでいくことができなくても、チームメンバーがフォローすることに
今年50歳のわたしがおこなっているオフェンス(その1)
ありがたいことに半世紀を過ごしてきた今でもバスケットボールを月に4回程度はプレーすることができています。
基本的にはピックアップゲームです(※ピックアップゲームとはその日に集まった人で、だいたい戦力が均等になるようにチーム分けをして、フルコートで5対5のゲームを行うことを言います)。ピックアップゲームなのでチームメイトも対戦相手も当日になるまで基本的には判明しません。同じ主催者のところに行くと顔
WEB受講 数字で解説!2024年国内バスケットボール最新事情
日付:2024年6月27日
主催:FLAT-BASE(KDDIウェブコミュニケーションズ)
登壇者:岡田 優介氏
1.数字で語る
定量的なもの
売上 入場者数 選手人件費 従業員退職率 SNSフォロワー数
定性的なもの
ブランドイメージ ファン満足度 練習環境 会社の生きがい SNSでのコメント
客観性 比較可能性 再現性
定量的な分析=数字
大きく外さない
論理的な思考
幅広い知識
努力をコーチするわけではない
2024年6月24日 GBNセミナーで発せられたひとことです。
以下の文章はセミナー講師がこう考えているということではなく、タイトルのことばを聞いたうえでの、わたしの個人的な考えです。
思い切って言ってしまえば「バスケットボールを上達してくことに努力をすることは当たり前なのだから、褒めるに値しない」と個人的には受け取っています。
では、どのようなことが“褒めるに値する“ことなのでしょうか。
AKATSUKI JAPANはいつまで「暁(あかつき)」なのか
暁(あかつき)とは
よあけ。あけがた。夜半から夜のあけるころまで。
2024年6月22日、23日に北海道で行われた「日本生命カップ2024」男子日本代表の試合を見た個人的な雑感です。この記事の中に出てくる“ ついこの前 ”とか“ ついこの間 ”のような表現があった場合は「10年位前」のことを指していると思ってください。
2015年FIBAから課せられていた制裁が解け国際試合を行うことがやっ
試合に出るか出ることができないかの境界線上にいている選手へ
2024年6月20日(木)21日(金)と「三井不動産カップ2024」でバスケットボール女子日本代表チームがオーストラリア戦を行いました。
2024年6月20日試合
2024年6月21日試合
東京オリンピック2020の銀メダル獲得の女子日本代表も、2023年ワールドカップでパリオリンピック出場を決めた男子日本代表も、選手に課せられた仕事をきっちりと、自分の能力の裁量の範囲で最大限発揮できる
シュートの重み=期待値から優先順位を考える
前回はバスケットボール40分の試合という“ 時間 ”ではなく、オフェンス機会の回数という目線を持つことを書きました。
今回はシュート一本の重みの意味と狙うべき最優先は何かを記載します。
一般的なシュート確率を表したものです。
ゴール下が60%
ミドルシュートが50%
ロング2ポイントが40%
コーナー3ポイントが40%
3ポイントが30%
フリースローが70%
多少の前後は
BELIEVE 日本バスケを諦めなかった男たち 見てきました
「信じる」って若いうちはなんだか照れくさく、なかなか本気で思うことって難しいですよね。ぼくはそうでした。若いときは自分を信じたり何かができたりなんて、心の底から信じるということはできません。なんなら今でも心の底から何かを信じることができていることなんて、ほんのほんの少しのことです。
信じることで、なにかが達成できないことに傷つき、自分の無力感を思い知らされることを回避しているのだろうと、今では
バスケットボールを時間ではなく回数で考える
バスケットボールの戦術の基本的な考え方を記載します。文字にするときっと当たり前のように見えますが、このことを考えながら練習をおこなっている人は案外少ないです。他の人が行なっていないから、できるようになるとちょっとした差が生み出されるはずです。
バスケットボールはオフェンスの後はディフェンスになり、ディフェンスの後はオフェンスになるという基本的な流れがあります。
速攻により5秒くらいでオフェン
上手い選手を「センスがあるからね」ではすませてはいけない
ミニバスとかで、「あの子うまいなぁ」っていう子っていてますよね。「センスあるよねぇ」ってうなっちゃうような子。
一を聞いて十を知る。
センスがあるから。センスがないから。と子どものうちから決めつけてしまうと、上達の妨げになります。
技術的な観点から見るときちんと基礎基本を、丁寧に練習を積み重ねるほうが、上達につながります。一般の枠組みの中で感じる差のほとんどは、その技術ができるかできないか
機能がデザインを支配する
ロバート・A・ハインラインのSF小説“月は無慈悲な夜の女王“に出てくる一文です。
「機能がデザインを支配するのですよ。」
バスケットボールにもよく似た言葉があります。
“個人の良さを戦術が消してはいけない。“
なんとか戦術がよい。
や、
なんとかフォーメーションがよい。
など。
どうしても、デザインやシステムに個人を当てはめようとしてしまいます。練習の指針となりやすい
バスケットボール技術の動画を見る時のポイント
動画コンテンツでバスケットボール技術をたくさん目にすることができることが、当たり前の時代になりました。ちょっと前(といっても15年位前)からは比較にならないほどの情報量です。以前だと特定のコーチしか知らないような技術戦術も、とても簡単に目にすることができます。
たとえば、ベンチに入れるか入れないかの境目にいているような選手。部員の中でいうと15番目から18番目くらいの選手。おそらく一所懸命