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あとで自分で読み返すために書いてます

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最近の記事

おい高橋

高橋の日記を買った。高橋というのは特定の人物名ではなく、手帳を作っているメーカーの名前だ。高橋の手帳はわりと名の知れた定番のアイテムらしく、近所の書店の手帳売り場に積んであった。 ビジネスマンとしては手帳くらい持っているだろうと思って、年末年始に買ってはみるのだが、ひと月も経つと手に取らなくなる。あとで見返すと最初の方のページにちょっとした予定やメモがゴニョゴニョと書いてあるのだが、次第に文字のボリュームが薄くなり、途切れしまい、ついにはまっさらなページになってしまう。そん

    • 消そうと思った

      そういやこないだまで日記みたいなのを書いていたな、と思った。つまりこの日記なのだが、のぞいてみたらまだあった。自分が一人でやっているものなので当然といえば当然なのだが、本当に誰にも見られていないと勝手に消えたりするのではないかと、ほのかな期待にも似たかんじでアクセスしてみたが、やはりまだ残っていたのだった。 読み返してみるとびっくりするくらいたいしたことが書いてなくて、あきれ返ってアカウント削除ボタンを押そうとしたのだが、こんなものを消すためにちょっとでもカロリー使うのがも

      • GPTに心配される

        信号待ちをしている間に、焼け焦げてしまうのではないかと思うほど暑い。外に出ただけで、暑さで意識が飛びそうになる。 毎日ろくでもないことを考え、生活じたいもまたろくでもない日々で、何も救いがない。とにかくさえない。何も楽しくない。気分が上がることが何もない。生きていると言えば生きている気もするが、その確証はない。自分という現象の持続性は感じるが、その価値を見出すことができない。おそらく誰もが持っているだろう天然自然の活力が全くやってこない。自然な憂鬱。遠い曇り空。 お客様を

        • 日記

          今日もカルディのぶっこ抜きワインを飲んで書いています(参考)。量はそんなにいってないので、酩酊状態には程遠く、まあちょっとフワッときている程度です。 カルディといえば、コーヒーが充実していますけれど、食品を見るのも面白いです。どこの国から来たのかな、密輸したのかな、と言いたくなるようなよくわからない食品があったりします。見ているだけでも面白いです。 あと、カルディはカレーがわりと品揃えよくないですか。定番のグリーンカレーやイエローカレーもいいですが、オリエンタルマースカレ

        おい高橋

          ワイン教室

          今年は12万年ぶりの暑さだそうです(出典)。こんなに暑かった年は12万年もさかのぼらないといけないわけですが、その頃はいわゆる旧石器時代。やっと火を使えるようになった時代です。マンモスを追いかけたり木の実を拾ったりしながら「今年ヤバい、マジで暑い」と言い合っていたのでしょうか。現在の群馬とか埼玉とか、その辺りの集落に住んでいる旧石器時代人がぐったりして「今日は食欲ないから、そうめんでいいわ」みたいなことを言っていたかと思うと、今も昔も同じだなと思います。 聞いた話では、「寂

          ワイン教室

          玉葱さん太郎に何が起こったか

          玉葱さん太郎というスナック菓子がある。 ネーミングから玉葱の味なんだろうと思って食べてみると、サクサクフワフワした食感がグッと前に出てきて、味はよくわからなかった。けれどもそんなことはどうでもいい。 味よりも何よりも気になったのは、パッケージの裏側に書いてあるキャッチコピーというか、売り文句だ。こんなことを書いてある。 玉葱さん太郎自らが買ってくれた人たちに自分自身をプレゼンする体裁で話をしている。ここまではいい。が、ここから先がちょっと不思議な雰囲気を帯びてくる。

          玉葱さん太郎に何が起こったか

          本日のトースト

          じりじりというのか、ぎらぎらというのか、暑い。 家の中にいても、トースターの中でこんがり焼かれているかんじがする。今日も夏らしい夏だ。梅雨は明けたのだろうか。まだ梅雨なのか明けたのか、うやむやになっているような気がしたので、ニュースを検索してみたら、先週とっくに梅雨明けしていた。知らなかった。テレビでもラジオでもネットでも、もうちょっと大きな声で言ってほしかった。こちらに配慮してほしかった。寂しい思いをしているだろうな、という思いやりを持って、やさしいフォローをして、愛して

          本日のトースト

          ヌック

          朝ごはんを食べようと思ったが、それほど空腹ではなかったので、軽いもので済ませようとコンビニに行った。週刊文春と焼きそばパンとアイスコーヒーを買った。 焼きそばパンを食べながら話題の記事を読んだ。政権の中枢にいる政治家がその権力をもって殺人事件の捜査に影響を与えたのではないかという疑惑。松本清張の小説のような内容で食い入るように読んだ。食べたばかりの焼きそばパンが迫り上がってくるような気がした。 松本清張の小説はたくさん映画になっているが、わたしは『内海の輪』が好きだった。

          グイグイ/ボサボサ/しわしわ

          朝からグイグイ気温が上がって、お昼前には洗濯物が燃え上がりそうな暑さになった。救急車のサイレンが聞こえる。熱中症で倒れた人がいるのだろうか。この天気では無理もない。 こんな暑さの中でボサボサの毛を着ている犬や猫が気の毒だ。当人たちも「こんなはずじゃなかった」と思っているだろう。暑さをしのぐといっても、犬なんてハアハア言うくらいしか手がないわけで、お手なんて覚えるんじゃなかった、ビーフジャーキーで喜ぶんじゃなかった、なんてひたすら後悔しているのではないだろうか。 人間をやっ

          グイグイ/ボサボサ/しわしわ

          日記

          朝に目が覚めたとき「日曜日か」と思ったが、火曜日だった。思い込みが激しいというか、ちょっと抜けているというか、パーなのだろう。テレビでゴルフ中継をやっているときにアナウンサーが「パーです」などと言うと、ついついそっちを向いてしまうのだろう。 犬は ゴールデンレトリバー お昼は蕎麦。食べてはみたものの、若干の物足りなさ、燃えたりなさが残った。あっさりしすぎている。ちょっとガッツリしたおかず的な一品がなかったからだろうか。とはいえ、蕎麦に合うおかず的一品とはなんだろう。天ぷら

          日記

          今日やったことや思ったこと、あれこれを書く。 新しいMacについて迷う MacBook Proがずいぶん古くなったので買い替えを検討中。Macbook Air 15インチか、M2プロセッサ搭載のMacBook Proか、迷いが深くなる。大したことはやらないので、Airで足りるだろうと思うのだが、重たい作業でもそこそこいけるマシンがいいだろうという気がする。それなら、結局高い方がいいに決まっているけれど、50万円ポンと行けるか。ポンではなく、ドンという感じ。 ******

          犬の話

          ずいぶん昔の話になるが、近所に犬がいた。けっこうな頻度で鼻からスコッという変な音が鳴ってしまう変な犬だった。当時、少年だったわたしは心の中で、その犬のことを「スコ」と呼んでいた。 スコはボルゾイふうのシュッとした鼻の長い犬だった。わたしは犬が好きだが、スコはスマートすぎてあんまりかわいくなかった。かわいくなかったなどと言うとかわいそうなので、わたしのタイプではなかったとでも言おうか。 あのスコッという音は、鼻の長さに起因していたのではないだろうか。犬の鼻の穴から空気が入っ

          人をビビらせるには

          元気はないけれども、一筋縄ではいかない男。そんな男になれないだろうか。ただ元気がないだけではない。心の内に、熱々の中華あんかけみたいな気持ちを抱いているような男。今がその時と覚悟を決めたら、ここぞとばかりに大事なものをポロっと行く男。何をするのかわからない、予測のできない男。一目置かれ、警戒される男。保護観察処分になっている男。ふらりと姿を表すと、すぐに交番から何人か来そうなそんな男。でも、どうやったらそうなれるのかわからない。 つまるところ、なめられたくないのだ。元気がな

          人をビビらせるには

          年は取りたくないものだ

          まったく元気がないので、辛いものでも食べてちょっとテンションを上げようと思い、カレーを食べてみたのですが、一人でうつむきながらカレーを食べている自分自身を客観的に想像すると、暗い人がカレーを食べているだけで、元気を出すとか、活力アップとか、そういうことではなく、罪を犯した人が最後のお願いとしてカレーを食べさせてもらっているかんじに思えてきて、神よとつぶやきたくなったのです。 なぜ、これほど元気がなくてだるいのか。それは誕生日を迎えて、また一つ年をとったからです。正直がっかり

          年は取りたくないものだ

          みんなシューマイだ

          生きている、ということがなんだか不思議に思える。どこから自分だったのか。覚えていないところから突然覚えているところが始まって、時々覚えていないところがポツポツと出てくるけれど、なんとか自分というものが続いてきた。そんな自分もいつかはぶっつりと途切れて永遠にそのまんまになるのだろうと思うと不思議で仕方がない。 暑いけれど、まだ蝉は鳴いていない。夏らしいけれど、まだ夏ではないのかもしれない。窓の外から小学生くらいの子供が自転車で走るのが見える。ほら見ろ夏じゃないか、と思う。けれ

          みんなシューマイだ

          話すように書く

          人と話をすることがあんまりなく、とはいえ何かコミニケーションの欲求みたいなものがちょっとあり、だからブログのようなものを始めようと思ったんですけれども、書くのがだるい。 書くだけじゃなく、何をするにもだるいわけなんですが、小さい文字をポチポチ重ねていくのは、ご飯を食べたり、 歯磨きをするよりも完全にだるいわけで、どうしようかと思ったとき、私は良い方法を思いつきました。 実は、この文章は両手を使わないで書いています。特殊な修行をやったわけではなく、変な薬を飲んだわけでもあり

          話すように書く