見出し画像

つきあうのはいいけど、結婚はやめて!

そりゃあ当り前よ~~~
恋愛と結婚って違うものよ!
と言われそうだけど… 

特に"国際恋愛 (国籍などが違う人との恋愛)" と
"国際結婚 (国籍などが違う人との結婚)" は
ことの重大さが違ってた!!!

当時は Love is blind だし (←気づいてなかったけど)
社会のことも、生活するってことも
ち~~っとも分かってなかったしね

ただ2人の男女がともに暮らす…くらいならば
あまり変わりはなかったのだろうけれど

「結婚」という制度を使って
『私たちはカップルとして一緒になりま~す』宣言を
1枚の紙を通して宣言してくってことよね

日本という国の国籍と戸籍を持つ人同士でも
生まれ育った環境や文化など様々な背景で
やれ 味噌汁の味が… 洗濯や掃除の仕方が…など
家庭や個々人の違いを持ち寄って
新しい家族というユニットをつくることは
思ったより簡単じゃない 

そこに国や言葉、宗教的な文化に食べ物など
さらに様々な背景の違いがプラスされるって
それはあなた!想像を絶するわよ

異国籍の彼と結婚したいと言った時の
母からの強烈なカウンターパンチのひとつが
『つきあうのはいいけど、結婚はやめて!』

『はい?なんで今頃そんなこと言うの?
つきあってる時はイヤな顔ひとつしなかったのに???』

我が母は理論的に物事を説明するのが
とても苦手で感情で押し通すタイプ... 
私はただ感情的に言われると理解できず
理論と感情をリンクさせたいタイプ…

つきあうのと結婚は違うと
母は言いたかったのかもしれないし
手の届かないところへ行ってしまう
寂しさを感じていたのかもしれない

などと母の言葉を推測するようになったのは
日本や海外での出産・育児、離婚を経てから…

母や親類など私の結婚に反対した人達が
正しかったと言いたいのではない

もし正論的な言葉が見つからず
感情論だったとしても
ただ怒ったりせずに伝えてほしかった
『なぜ、(結婚を反対) そう感じたのか』を

日本でだけ暮らしていたなら
あそこまで極端な体験はしなかったかもしれない

そして海外で暮らしても皆があんな体験を
するわけではないけれど

国や言葉や食べ物、宗教など含めた文化や視座が
異なる国に暮らすということ
しかも、その様々が違う人と家族になろうとすることは

ほんと~~に 途方もないことだったよ(笑)


  

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?